
冬の定番アウター「アトム AR フーディ」の名称が変わって値上がりしてた!
秋になって金木犀が香ると、そろそろアウターの出番だなと毎年ソワソワしてしまう。そんなわけで、冬の定番アウター「アトム AR フーディ(Atom Heavyweight Hoody)」をクローゼットから引っ張り出してきた。
…上の写真はシワシワ&色味おかしくて申し訳ないw
ちなみに俺の秋アウターだったアークの「ベータ SL」はこの前ついに寿命を迎えてしまい、今はシェル不在。つまりシェル難民状態。気温が急に下がった日なんか「シェル欲しい!」と叫ぶくらいで、これは早くどうにかしないとマズい。

アトム AR フーディを10年着てみた感想
さて、この「アトム AR フーディ」。何年使ってるんだっけ?と思って調べたら、2014年の秋に購入してた。ってことは、今年でちょうど10年目。そりゃクタびれるはずだわ。
でも、いまだに現役。ダメージもそれほど気にならないし、むしろ「10年使ってこの状態?」と感心するレベル。これぞまさに“定番モノ”だよ。
しかも、アトム AR フーディのリリースが2014年だったらしく、俺は初期のタイミングで買ってたみたい。先鞭をつけてたのかと思うとちょっと誇らしくてニヤニヤする。

「アトム ヘビーウェイト フーディ」に名称変更されていた
そんな愛用中のアウターだけど、最新モデルもやっぱり気になる。
原宿のショップを久しぶりにのぞいてみたら、中国人観光客の多さにびっくりしつつ、現行モデルをチェック。すると、なんと「アトム AR フーディ」は名称変更されていて、「アトム ヘビーウェイト フーディ」になっていた。
正確には2023年の秋冬から変更されていたらしく、今季からってわけじゃないみたい。
見た目の違いは…
- 左胸にあった「ARC’TERYX」のテキストロゴがフードに移動
- 胸の横ステッチが消えて、よりミニマルに
- フードにひさしが追加されて襟立ちが良くなった
…とまあ微調整レベルのアップデート。デザインの好みは人それぞれだけど、俺は胸ロゴがあった頃の方が好きだったな。
そしてまさかの大幅値上げ…!
見た目の変化よりショックだったのが価格だ。以前は3万円台で買えてたのに、今季はなんと59,400円…。おいおいマジか。
実際、2024年2月の価格改定では、アークテリクスのアイテム全体で大幅値上げ。ものによっては1万円以上、50%以上の値上げもあったらしく、かなりエグい状況になってる。
理由としては「生産コストや物流コストの上昇」としているけど、中国資本に買収されてから、どうも“インバウンド重視”な方向性に舵を切ってる印象。店頭もほとんど中国人観光客だし、完全にターゲットが変わってる。
となると、「スペックはほぼ据え置きで、価格だけ爆上げ」という構図に。そりゃ納得いかないよなあ…。
アトム ヘビーウェイト フーディはどうなのか?
アークテリクスの値上げについてはモヤモヤするけど、それでもアトム ヘビーウェイト フーディは「冬の最強アウター」であることに変わりはない。
とくに街着・タウンユースとしての汎用性は異常に高い。
- 真冬でも中はTシャツ一枚でOK
- 軽くて動きやすくて、とにかくラク
- ミニマルで都会的なデザイン
これ一着あれば、よほど寒い地域じゃなければ冬は乗り切れる。俺も過去に雪が積もる地域に行ったとき以外、だいたいこれでいけた。
ただし…この価格が許容できるかどうかがすべて。
まとめ:高くなってもまだ選ぶ理由がある
アークテリクスのアトム ヘビーウェイト フーディは、いまや価格的には「コスパ最強」とは言えなくなった。それでも「信頼できる防寒着」としては依然トップレベルだと思う。
- すでにアトム AR フーディを持ってる人は買い替え不要。そのまま大事に使い続けよう。
- まだ持ってない人は、アウター難民になる前に思い切って一着手に入れても損はない。
- 中古市場も狙い目。メルカリやヤフオクで状態のいい個体を探すのもアリ。
何にせよ、これが最後の“お買い得アークテリクス”かもしれない。欲しい人は今のうちに動いたほうがいいかも。