スリックの一脚と三脚 / 入園入学や発表会で撮影するならこの組み合わせ。

SLIKの一脚「SポールII」とミニ三脚「プロミニⅢ N」

3月4月は入学入園はたまた卒園卒業のシーズン。

そんな子供の晴れ舞台に、お父さんとしては写真や動画撮影に大忙しになることは必然だ。ただ、体育館など光が少なくて暗いところや、人が多くて混みあったところでの撮影だと手ブレ問題が悩ましくもあり…。

最近のビデオカメラは手ブレ補正もだいぶ優秀だけど、実際に撮った映像をテレビで再生してみると、これがけっこう揺れまくってるんだよな。特にズームした映像はかなりブレやすいので悲惨なことになりがち。もう観てるだけで酔ってくる…。

どうにかしたくて、以前に購入したのがSLIK(スリック)のよくあるふつーの三脚だった。

SLIKの三脚F740

コスパ重視で購入したので足は太めで、そこまでコンパクトに畳めもしない無骨さ。重さも決して軽くはないけど安定感はあるので使い勝手はそこそこ。娘のピアノ発表会なんかでは活躍している。まあ基本かなと。

問題は人が多くて混雑していたり、撮影場所が狭くて横の人の迷惑になりそうな場合だと、ちょっと取り出してがっつり設置するのはさすがに気が引けてしまう。三脚の足を広げて高さを出そうとするかなり場所をとるんだよなあ。

小学校ならクラスの人数も少ないし、学校の体育館や音楽室なども広いので何とかなるけど、幼稚園ともなると体育館や運動場も狭いのでがっつり三脚は厳しい。おまけに学校や会場によっては三脚禁止って場合もよくあるので困りがち。

なので、狭い場所でも使えるコンパクトな三脚はないものかといろいろ物色してみた。

結果、SLIKの一脚「SポールⅡ」と三脚「プロミニⅢ N」の組み合わせが最強と判断した。あくまで個人の感想だけど、これはなかなかアリな組み合わせじゃないのと考えている。

SLIKのこの製品は安心の「国産」だ。一脚&三脚を持った感じや触った感じはさすが日本の工業製品って感じ。

SLIKの一脚「SポールII」とミニ三脚「プロミニⅢ N」

この佇まい。足元がミニ三脚で上は一脚。使ってるのはSLIKの一脚「SポールⅡ」と三脚「プロミニⅢ N」。一脚のコンパクトさと三脚の安定感のコラボだ。

一脚だけの撮影だと手ブレは防げても、手を離しての撮影はもちろん不可能だし安定感はあまりない。でも一脚の足元にミニ三脚を接続することにより、コンパクトさはそのままに安定した撮影が可能というわけだ。

SLIKの一脚「SポールII」とミニ三脚「プロミニⅢ N」

ミニ三脚だけど足先はゴムでしっかりグリップするし、リングを回せば足も少し伸びるのでより安定する。さらに中央の吸盤でしっかり吸着させればがっつり固定されて心配無用状態になる。体育館ならバッチリ吸着するし。

三脚に一脚をねじこむだけで完成だ。超カンタン。あとはビデオカメラを設置するのみ。なんならこの状態で持ち運ぶこともできるのでほんとラクチンなのだ。

SLIKの一脚「SポールII」とミニ三脚「プロミニⅢ N」

一脚の長さは4段階で調整可能。僕は椅子に座って利用することが多いので、一番上のリングだけを回して伸ばした長さで必要十分かな。またこのリングの剛性がしっかりしてて回してるだけど気持ちいいw

SLIKの一脚「SポールII」とミニ三脚「プロミニⅢ N」

三脚についてる雲台を一脚の上部につける方法もありかな。こっちのほうがビデオカメラを動かしやすくなるし。俺もだいたいこっちの組み合わせが多い。

SLIKの一脚「SポールII」とミニ三脚「プロミニⅢ N」

椅子に座った状態で足のあいだに設置するとこんな感じになる。

SLIKの一脚「SポールII」とミニ三脚「プロミニⅢ N」

省スペースです。これなら隣の人や回りに迷惑をかけることもない。まさにコンパクト。最強じゃないか。このやり方で幼稚園や小学校でフル活用してたけど、狭い場所や人が多い状況では最高に便利だった。

コンデジやビデオカメラであれば問題なくしっかり自立するし、デジ一眼でも入門機なら問題なし。中級機なら側に付いてれば十分使える。そっと手を添えてやれば安定するしこれで手ブレ問題も解決。素晴らしい。

注意点としては、通常の三脚ほどの安定感はないので放ったらかしは厳禁なこと。あと、ぱっと見は一脚なので三脚禁止でも使えるという荒技もあったりする。もちろん注意されたらゴメンナサイでw

というわけで、これから入園入学や発表会などでお子さんの晴れ姿を撮影をしたいけど、重くてかさばる三脚は使いづらい!って人にはかなりオススメの組み合わせだ。お試しあれ。

ちなみに、ミニ三脚の「プロミニIII N」はディスコンになっていて、今手に入れるなら後継の「プロミニ320」になる。仕様は同じみたいなので、問題なさげだ。

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この記事を書いた人

東京在住アラフィフ男子。買って、使って、気に入ったモノを紹介・レビュー。永く使える定番モノが大好き。物欲の向こう側へ。Amazon.co.jpアソシエイト参加中。