富士フイルムのコンデジ XQ1 / スマホと比較して登場回数は激減してるけど…。

富士フイルムのコンデジ「XQ1」

もっぱらiPhoneのカメラで撮影する機会が増えてしまい、コンデジの登場回数は激減している…。

それでもなかなか手放せないのが富士フイルムの「XQ1」で、当時愛用していた富士フイルムのコンデジ「F31fd」の後継機として購入してからの付き合いになる。もう古い機種になってしまったけど愛着ひとしおの大切な存在だ。

富士フイルムのカメラはずっと愛用していて、コンデジはもちろんデジ一眼もFUJIFILMのXシリーズのミラーレスデジタルカメラ「X-T20」を愛用している。フジ独自の色味、とくに子供撮りをメインにしたときのフジの自然な肌色に惹かれている。

つまるところ、FUJIFILMのファンなのだ。

そんな、XQ1のお気に入りポイントはというと。

  1. 明るいF1.8レンズ採用!
  2. 世界最速0.06秒の高速AF!
  3. ボタン一つで電源起動! ←これ大事!
  4. 肌色は文句なし!

といったところかな。

まずは、高感度に強い明るいレンズであること。レンズの明るさはもちろん、その高感度はコンデジにしてはまあまあ頑張っている。もちろん、室内や夜だと高感度ノイズがやや目立つかな。

レビュー記事とかだと「ノイズはあるがディティールは残ってる!」とあるので必要十分(素人なので正直デティールまでは分からない)だとは思う。フジのコンデジは好感度に強いのがうたい文句だったので、XQ1もその特徴をしっかり引き継いでいるといえる。

次に、高速とうたうAF(オートフォーカス)。これはなかなかの早さ。位相差AFゆえんかな。撮影してても不便を感じたことはない。もちろん暗いところだと迷うこともあるけど、日常使いの中では必要十分だ。

最後に、電源起動のはやさ。ボタン一つで起動するんだけど速度が圧倒的。この速度は使い勝手に確実に寄与している。起動時間は0.99秒とうたってるけど、ほんと瞬時に立ち上がるんだよなあ。

子供たちと散歩してて「あ、今がチャンス!」と思ってポケットからカメラを出して起動するけど、ほぼシャッターチャンスを逃すことはなかった。動きまわる子供たちを相手にスナップをメインにしてたので使い勝手は必要十分。

肝心の画質は高級コンパクトだけに良好。JPG撮って出しで愛用してるけど、やはりFUJIの肌色は最高だなあ。あとで色調整したりレタッチがいらないのは超ラクチン。

惜しいのがバッテリーの容量だ。1日使うと間違いなくバッテリー切れ状態になってしまう。サイズ重視でバッテリー小さくしたのは理解しつつも、ここは改善してほしいところ。対策としては予備のバッテリーを用意しておくことかな。

とまあ、フジの色が好き(人肌重視)でポートレートメインなコンデジってことで、XQ1はいまだに重宝している。最近だと子供らが校外学習や修学旅行に持参していくことが多いかな。スマホ禁止でコンデジはOKらしいw

ただ、レンズのカバーが自動で開閉するはずが、電源オフにしても完全に閉まってくれななくなってて…。あとは撮影時のプレビューのジョグも動きにも不具合がある…。もう修理サポートも終わってるからどうしようもない。残念。

今、コンパクトなデジタルカメラを選ぶなら、ほんとは後継機の「XQ2」が欲しいけど、これもとうの昔にディスコン。狙うならさらに後継の「XQ2S」がギリギリ狙えそう。

今や、iPhoneのカメラが高画質化して、コンデジは壊滅状態。仕方ないんだけど、ちょっと寂しい…。

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この記事を書いた人

東京在住アラフィフ男子。買って、使って、気に入ったモノを紹介・レビュー。永く使える定番モノが大好き。物欲の向こう側へ。Amazon.co.jpアソシエイト参加中。