ずっと愛用していたマウスが、ロジクール(logicool)のマウス「M705r」。
手に入れたのが2010年頃だったから、かれこれ10年近く使い続けて、まさに右腕、相棒と言えるほどに特別なマウスだった。「仕事で触れて使うモノみなこだわるべし」が信条の俺にとって、マウスはどれだけこだわってもいいアイテムなのだ。
例えば、ガジェット系だとキーボードなんかもそうだし、腰と尻がお世話になるオフィスチェアなんかもそう。仕事の効率化や生産性を考えると、ここは常々コダワリたいと思っている。
ロジクールのマウスとの最初の出会いは、M705rの前身モデルといえる「VX Revolution」だった。2007年当時、会社の先輩からおすすめされて、お試しとばかりに購入したのがきっかけで、「こんな快適なマウスがあるのか⁉」とどハマリしてしまった。
当然のごとく後継機のM705rも購入してそれからずっと一緒。長い付き合いだよなあ。
何がそんなにお気に入りなのかというと、ブラウザバックなどで使えるやたら便利な8ボタンに、快適でスムーズ極まりない高速スクロール、カチカチと軽快で心地いいクリック感、さらには単3電池2本で3年持つという驚愕のスタミナとか、もうすべてがとにかく素晴らしい。
仕事仲間のWeb系クリエイターも使ってる人が多いのも至極納得だ。
だがしかし!それよりも何よりも素晴らしいのが、大人男子としては小さめな手と短めな指の俺の手のひらに見事に収まってくれるこのフィット感なのだ。
マウスって大きすぎても小さすぎても駄目で、握りやすさ、動かしやすさ、疲れにくさが重要なんだけど、それらをまるっとクリアする機能的なデザインがたまらない。
手に触れるモノはそうだけど、特にマウスは操作するモノだから、見た目や機能だけじゃない使い勝手が大事。
手の大きさや指の長さはもちろん、持ち方も包み込む派や指先で摘む派などそれぞれだから、購入時は店舗で実際に触ってみて判断するのが大切なのは言うまでもなし。
とはいえ、おかげさまで10年の付き合いになったマウスだけに、さすがに痛みが酷くて…。これもエイジング!と言い聞かせながら使ってきたけどもう限界。ボロボロすぎて悲しい。
どうボロボロかというと、例えば左側。親指が当たるゴムの部分に大きな穴が空いてしまい、中の部品(赤い配線とか)が露出するというありえない状態…w
右側も小指の部分は爪が当たってギザギザの傷が複数あるし、中指が当たる部分も爪の傷と指の摩擦で削れて凹んでいる状態だ。
前向きに考えれば、穴や傷や凹みも「俺の手と指と操作に完全フィットしている!」わけで、なんなら今こそがパフォーマンス最高な状態かも⁉ と言い聞かせてみるけどそれも限界。
とくに親指部分の穴が致命的だと思ってて、断線したり浸水したりして突然動かなくなっても困るしなーと。
こうなると、最新のM705mを購入するって選択肢もあるんだけど、シリーズが「M705r→M705t→M705m」と進化してく過程で、コストカットなのかやや作りがチープな印象。うーん、悩ましい…。
どうしても、小さめサイズが好みならM705mを選ぶしかない。多少の違いはあれど、このデザインとサイズ感は選ぶに足るものがあるっちゃある。でもなあ…。
サイズがもう少し大きくなってもOKというなら、違う選択肢が出てくるわけで。
実際、俺もいろいろと彷徨ったあげく、結果的に同じロジクールのマウス「MX Master 3 For Mac」を愛用中だったりする。サイズは大きくなったけど、それを上回る利便性があって、使用してもう数年になるけど使い勝手は文句なし。詳しくは以下で。
いずれにしても、マウスはロジクール一択。これは間違いない。