
ビジネス使いと自転車通勤に最適なバッグ!
うちのリュックは、ほぼカリマー(karrimor)で固められてる。家族で合計5つもあるくらい、すっかり信頼のブランド。俺自身もいろいろなリュックを使ってきたけど、最終的には「カリマーを選んどけばハズレはない」って結論に落ち着いた。
この「トリビュート25」は、俺のビジネス用リュックとして3年以上愛用中。きっかけは、たまたま次女の通学用バッグを探しに原宿のカリマーストアを訪れたとき。ちょうどこのモデルが型落ちでセールになっていて、完全に便乗で買ったんだけど、結果的に大当たりだった。
カリマー tribute 25 の魅力

まず、このリュックの最大の武器は「軽さ」。容量25Lって数字だけ見ると普通なんだけど、重量はたったの840g。しかも、俺が以前使ってたDSPTCHのデイパック(22L/1247g)と比べても、容量はアップしてるのに重量は3分の2程度。横幅も3cmほどスリムだから、満員電車でも邪魔にならない。これ、地味に効くポイントです。

通勤時は、MacBook Pro(14インチ)とテンキーレスのキーボード、マウスやアダプター入りのポーチ、A5のスケジュール帳、筆記具、折りたたみ傘、名刺入れ、このあたりが常に入ってるけど、収納に不満を感じたことはない。3室構造になっていて、整理がしやすいのもありがたい。
前室はペンホルダー付きで文房具がすっきり収まる。中央室はケーブル類や傘などざっくり投げ込む系。背面室にはノートPCと書類、雑誌などを入れてる。

そして個人的に「やられたな」と思ったのが、ノートPC収納の位置。背中に当たる側じゃなくて、一つ内側の気室に収納スペースが設けられてるんだよね。これ、背中への負担もないし、PCもしっかり保護されるし、かなり気が利いてるなと。

背負い心地とデザイン
さすがはカリマー、背負い心地は文句なし。ショルダーハーネスの形状と厚みが絶妙で、背負った瞬間「あ、これ楽だわ」ってなる。背中側は全面メッシュで蒸れにくいし、ショルダーの首元にもメッシュ入り。細かいけど、こういうのが効いてくるんだよな。

チェストベルトも標準装備で、長時間の移動や荷物が重いときに地味に助かる。ウエストベルトまでは要らないけど、胸の補助があるだけで全然違うので、ありがたい。

デザイン面で気に入ってるのは、ブラックの本体にダークグレーのロゴ。山ブランドによくある主張の強すぎるロゴがないのがいい。着る服を選ばず合わせやすいし、スーツでも違和感が出ない。これがあるから、ビジネスでもカジュアルでも「使える一軍」になってる。
ちなみに、内装は蛍光グリーン。ちょっと派手かな?と思ったけど、これがすごく良かった。明るいから荷物が見やすいし、朝の支度中に中身を探すストレスが減る。これは完全に盲点だったな。

ちょっと気になるポイント
文句なし!と言いたいところだけど、細かいところで「惜しい」と感じる点もある。
まず、サイドポケット。ジッパー付きなのはありがたいけど、サイズが浅くてちょっと中途半端。ペットボトルは入らない。完全にファスナー収納前提だから、出し入れのしやすさでは△。
最近のモデルでは改善されてるらしいけど、ここは少し残念。とりあえず、オフィスのセキュリティカードを収納している。出社して斜めの肩がけでサッと出せるって意味では便利かな。

それと、見た目は自立しそうな形なんだけど、実は自立しない。これも地味に盲点だった。

あと、防水性能はあまり高くない。防滴ジッパーじゃないので、雨の日のチャリ通は注意。ただ、今のところ雨で中身が濡れたことはないかな。撥水性はそれなりにある印象。念のためレインカバーを併用すると安心。まあ併用してないけどw
3年使ってどうだったか?
気づけば3年以上、毎日のように使ってるけど、耐久性はかなり優秀。表面の擦れや汚れも目立たず、ファスナーも引っかかりなし。肩ベルトのクッション性もヘタってないし、背負い心地に変化は感じない。
ただ、床置きで使ってたせいか、若干の型崩れはある。とはいえ致命的なレベルではないし、気になるなら吊るして保管すれば問題ない。むしろこの程度の歪みで済んでるのがすごい。
まとめ:使ってこそわかる“良さ”がある
正直、最初は「とりあえず買っとくか」くらいのテンションだったけど、いまや手放せない存在になってる。機能性、快適性、サイズ感、デザイン、全部バランスがいい。尖った特徴はないけど、そのぶんどんなシーンでも使いやすい。
ノースフェイスやアークテリクスと比べて街で被ることも少ないし、玄人感もある。派手さはないけど、知る人ぞ知る良品って感じ。個人的にはそこも好きなポイントだ。
カリマー使ったことないって人には、ぜひ一度この「トリビュート25」を試してほしい。長く使ってわかる良さ、確かにあるから。信頼のカリマー、ここにあり。