ボンクラ 66 / 一言でいうなら「ちょうどいい」

ボンクラ(BONCOURA)の66モデル。2017年の春から夏ごろに下北沢の「ステップ」で買って、翌年の夏まで、1年ちょっとガシガシ穿いた。

ボンクラは、デザイナーの森島さんが2011年に立ち上げたMADE IN JAPANのデニムブランド。よくあるレプリカブランドみたいに「ヴィンテージ完全復刻!」ってだけじゃなく、現代のトレンドをうまく取り入れてるのが特徴。

とくに66モデルのシルエットが絶妙。腰回りから腿にかけてゆったりで、裾にかけてテーパード。太すぎず細すぎず、このちょうどいい感じがたまらない。当時は営業でも使えるデニムを探してて、ひと目惚れ。フルカウントの1109を1年穿き倒したあとの1本で、「ジャケット+ボンクラ+ビルケン」でバリバリ仕事してた。

生地はオリジナルの14.5オンス。原綿選びから試行錯誤したというだけあって、最初は毛羽立ってザラッとしてる。それが穿き込むと、コシを残しながら柔らかくなっていく。革パッチは原皮から鞣した鹿革で、ボタンやリベットもすべてオリジナル。単なるレプリカじゃないぞ、という感じがある。

穿き方は、平日のみの週5で、洗濯は週1回。洗剤はTHE洗濯洗剤で、裏返して普通に洗って、裏返しのまま陰干し。乾燥機は最初に1回だけ。デニムはできるだけ洗わないって人もいるけど、俺は過保護にしない派。ガシガシ穿いて、ガンガン洗う。長く穿くなら、そのほうがいい。

1年で、かなりいい感じに育った。

左太もも。色落ちは点で落ちるXX風で、なかなか荒々しい縦落ち。ウエアハウスに似てるけど、ボンクラのほうが濃淡がはっきり出る印象。

BONCOURA(ボンクラ)の66モデル

ミミや裾のアタリもしっかり。糸も、ほつれるところはちゃんとほつれてる。いい育ちっぷり。

BONCOURA(ボンクラ)の66モデル

革パッチも擦れて、いい雰囲気に。ポケット上部のステッチは擦り切れてなくなってるけど、これも味。

BONCOURA(ボンクラ)の66モデル

ベルトループはもちろん、バックヨークのアタリもよく出てる。

BONCOURA(ボンクラ)の66モデル

裾のアタリとパッカリングもしっかり。かなり綺麗に仕上がったと思う。自画自賛。

BONCOURA(ボンクラ)の66モデル

ボンクラの66を穿いてみた感想を一言で言うなら、「ちょうどいい」。シルエット、生地、ディテール、全部がまとまってて、独自の世界観があるんだよな。

なによりも、俺の体型に合ってるのが大きい。腰回りの余裕、股上の深さ、穿いてよし歩いてよしのフィット感。いろんなブランドのデニムを穿いてきたけど、ボンクラはほんとに穿きやすい。

惜しいのは価格かな。3万超えは、デニム好きじゃないと厳しい。でも逆に言えば、それだけ投資する価値はある。

今は休眠中。いつものごとくサイズアウトで…体重がね。もし痩せて次の1本を買うなら、またボンクラか、フルカウントか。それくらい気に入ってる。高いんだけどw


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この記事を書いた人

東京在住の50代。デニム、革小物、時計を中心に、長く使い込んだモノだけを書いています。

流行ではなく定番を選ぶ。新しいモノより、時間をかけて育つモノが好き。モノを選ぶ基準は「10年使えるかどうか」。

ここで紹介するのは、実際に長く使い込んでこそ分かる、経年変化の面白さや、変わらない良さを見せてくれるモノです。