ニーモシネ A5方眼リングノート / 結局、手書きに戻ってくる

何冊使ってきたか、もう数えていない。ずっと愛用しているノート、老舗マルマンのニーモシネ。

ニーモシネ(Mnemosyne)は、2005年に誕生したビジネスノートブランド。名前はギリシャ神話の記憶の女神から取ってるそう。黒い表紙に金のロゴだけというストイックな佇まい。図案スケッチブックやクロッキーブックでクリエイターから絶大な信頼を得てきたマルマンが、ビジネスマン向けに本気で作った「書くための道具」です。

なぜニーモシネなのか問われれば、なんといっても紙質。とにかく書きやすい。60年以上の歴史を持つ自社開発のオリジナル筆記用紙「MPS-N」は80g/㎡の厚み。ほどよいクッション性がペンを受け止めてくれます。万年筆で書いても滲まない、裏抜けしない。ボールペンでもマーカーでも、筆記具を選ばない書き心地がありがたい。

愛用しているのはA5サイズの横型リングノート、5mm方眼罫のN182。表紙は硬質な樹脂製でしっかりしているし、360度開閉できるリング式は狭いデスクでも取り回しがいい。マウスの横にさっと置いて、思いついたことを書き殴る。この動線がすっかり身体に馴染んでいる。

ちなみにニーモシネのコダワリは、表紙を開いた一枚目の鮮やかな黄色いシートに記載されている。いちいちかっこいい。

主な使い方は、タスク管理とアイデアメモ。企画書の構成、新規事業のネタ出し、サイト設計のラフ。頭の中を整理するために、とにかく書き散らかす。自由に使いたいからノートは広いほうがいい。横向きで使えるこの横型が、俺には合っている

一時期、もっと広さを求めて「A4 方眼罫 N180」を使っていたこともある。広くて自由で良かったんだけど、机が狭いと横置きできない。結局、マウスの右側にさっと置けるA5がちょうどいい。

あと方眼罫はきっちり揃えるには便利なんだけど、より自由を求めて次は無地に戻ろうかな。

マルマンの「ニーモシネ(Mnemosyne)」
マルマンの「ニーモシネ(Mnemosyne)」
マルマンの「ニーモシネ(Mnemosyne)」
マルマンの「ニーモシネ(Mnemosyne)」

ちなみに、ノートアプリとしてNotionも便利で今も使っている。デジタルとアナログの併用。ただ、手で書くことで頭が整理される感覚は、やっぱりデジタルでは代えられない。

だからまたペンとノートに戻ってくる。まあ、どれを選んでも結局ニーモシネなんだけど。


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この記事を書いた人

東京在住の50代。デニム、革小物、時計を中心に、長く使い込んだモノだけを書いています。

流行ではなく定番を選ぶ。新しいモノより、時間をかけて育つモノが好き。モノを選ぶ基準は「10年使えるかどうか」。

ここで紹介するのは、実際に長く使い込んでこそ分かる、経年変化の面白さや、変わらない良さを見せてくれるモノです。