フラットヘッドのデニム 3009 / 土砂降りの縦落ち、半年の記録

フラットヘッドのデニム 3009。2015年に代官山のRJBで購入した。今はもう閉店してしまったけど。

当時は転職のタイミングで、次に育てる一本を探してた。フラットヘッドの「土砂降り」と呼ばれる縦落ちがずっと気になってて、熱狂的なファンが多いブランドながら未体験だったこともあり思い切って購入。

フラットヘッドは長野発のブランドで、ヴィンテージの忠実な復刻ではなくオリジナリティあふれるデニムづくりが特徴。ディテールへのこだわりが凄まじい。どうやら令和元年に倒産してしまったらしく、今は事業譲渡を経てブランドが続いているみたい。リアルマッコイズみたいだな…。

3009は定番の3005とスリムな3001の中間に位置するモデル。14.5オンスのリジッド、膝下からテーパードがかかるストレートシルエット。ウエアハウスの800に近い感じかな。左右のポケット位置がかなり高めで、正直手は入れづらい。コインポケットは言わずもがな。でもこのバランスがフラットヘッドらしい。

染色は40年代ヴィンテージのような深い藍色を出すために、通常14回程度のロープ染色を24回前後行っている。この深い染めが「土砂降り」と呼ばれる強烈な縦落ちを生む。ヨコ糸の打ち込みを多くして目を細かくすることで、白いタテ糸が点ではなく線のように見える仕組みらしい。

穿き込みは半年ほど。週5で穿いて、2週に1回洗濯。染めが濃いぶん最初はなかなか落ちなかった。店員さんにも「最初は我慢、落ち始めたら早いですよ」と言われてたけど、まさにそのとおり。インディゴの匂いが強烈で、家族に「臭いから早く洗って」と言われたのも懐かしいw

色落ちレポートは以下。

フラットヘッドのデニム 309

フロント。ポケット位置が高めなのがわかる。

フラットヘッドのデニム 309

これが「土砂降り」。半年でここまで出る。

フラットヘッドのデニム 309

右太もも。インディゴの濃淡がはっきり。

フラットヘッドのデニム 309

バック。バックヨークの6番糸が目立つ。

フラットヘッドのデニム 309

中央がぷっくり。綺麗なアタリが出る。

フラットヘッドのデニム 309

ポケットのスレーキにはフラットヘッドのロゴ。

フラットヘッドのデニム 309

裾。チェーンステッチでミミは狭め。

フラットヘッドのデニム 309

ディテールの作り込みがとにかく凄い。飾りステッチ、リベット、ベルトループ、どこを見ても丁寧。縦落ちも半年でここまでメリハリが出るとは。深い藍色が残りつつ、Leeかと思うくらい強烈な縦落ち。ウエアハウスやリゾルトとは全然違う個性派です。

裾丈を中途半端にしたのは後悔してる。ワンクッションにすればよかったな。

ただ残念なことに体重増加で半年でサイズアウト。そのまま休眠中。痩せたらまた穿く。


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この記事を書いた人

東京在住の50代。デニム、革小物、時計を中心に、長く使い込んだモノだけを書いています。

流行ではなく定番を選ぶ。新しいモノより、時間をかけて育つモノが好き。モノを選ぶ基準は「10年使えるかどうか」。

ここで紹介するのは、実際に長く使い込んでこそ分かる、経年変化の面白さや、変わらない良さを見せてくれるモノです。