日々のタスクやアイデアを書き散らかしてるノートが、マルマンの「ニーモシネ(Mnemosyne)」シリーズ。
いろいろ使って最終的にA5サイズのリングノートに落ち着いてる。罫線はありでもなしでもOK。とにかく書きやすくて使いやすくて便利だしなにより格好いい。万年筆との相性もバッチリ。言うことなしだ。
パソコンがあれば紙のノートなんて不要。そう思っていた時期もあったなあ…。でも寄る年波には勝てない。四十を過ぎて記憶力はどんどん低下。忘れないようにメモしないとすぐどこかへ飛んでいってしまう。これが現実なのだ。
パソコン&スマホで使うノートアプリはずっとEvernoteやOneNoteで、最近はNotionもお試し中。なかなかハマるアプリがないのが悩ましい。タスク管理アプリはGoogleのメモやToDoリストも使ったし、TrelloやAsanaも使った。でもどうしても続かない。デジタルの限界なのか、俺がズボラなのか。
そんなこんあで、またペンとノートへ戻っていくわけだw
実際に手で書くことで少しでも脳に記憶に留めんとしているわけだけど、その願いを叶えるためには書くのが楽しくなるペンと書きやすい上質なノートが必要になるの。で、選ばれたのが「ニーモシネ(Mnemosyne)」で、その相棒となる万年筆はラミー2000とラミースイフトというわけだ。
そんな「ニーモシネ」は、老舗のマルマンから発売されたいわゆる高級ノートで、「Mnemosyne」はギリシャ神話に出てくる女神の名前らしい。黒い表紙に金色のブランド名と型番のみというシンプルさがたまらない。大人の文具だ。
愛用してるのは「A5 方眼罫 N182」で、あまりない横型ノートだ。5mm方眼罫。良いところはたくさんある。万年筆に最適な紙質。にじみや裏写りなし。表紙はしっかりした樹脂製、裏表紙は厚めのボール紙でしっかりしている。ノートは薄いミシン目ありで切り離せるし、方眼の色は主張しすぎず邪魔しない。
このあたりのコダワリは、表紙を開いた一枚目の鮮やかな黄色のシートに記載されているのでそっちを参照で。
ニーモシネの使い方は、主にタスク管理とアイデアメモになる。最近はちょっと話題の自分整理術『バレットジャーナル』を参考にシンプルに頭の中を整理するように心がけている。タスクは箇条書きでメモして、記号などを使って整理しているけど、これがけっこう使いやすい。
さらに、企画書の構成案や、新規事業のアイデア出し、サイト設計のラフなどノートに書き散らかす内容は多岐にわたる。とにかく自由な発想を大事にしたいので、ノートは広いほうがいいのだ。だから横向きノートが最適解だと思っている。
ノートパッドも書いてはちぎって整理もしくは破棄するには便利だけど、過去のノートを振り返りづらいのが難点で。直近1ヶ月の内容は見返すことがあるし、アイデアメモは別途まとめたりするので、やっぱりリングノートが最適となる。360度開閉するのがとにかく便利なんだよなー。
広さを求めて「A4 方眼罫 N180」を使ってたこともあった。もちろん横向きで。広くて書きやすかったし自由だったけど、机が狭いと横置きできないのが惜しかった。やっぱり、マウスの右側に無理なく置けてさっと書けるA5がジャストだなと。
ちなみに、メモ帳もニーモシネを使っている。この「A7 無地 N185A」はずっと昔に使ってて引退したメモだけど、これが捨てられない。そんなに大したこと書いてないんだけどな。今は新しい型番の「A7 方眼罫 N184A」を使っている。
いずれにしても、デジタルとアナログの使い分けがポイントになる。
次買うならサイズはA5で決まりだけど、久々に無地に戻ろうと思っている。
方眼罫はきっちり揃えて書くには便利ではあるんだけど、どうしても縛られてるような感覚が気になってしまうんだよなあ。俺はもっと自由に書きたいのだ。そういう意味ではA4が最高に自由なんだけど机で邪魔になるしなあ。悩ましいw