腕時計の定期的なメンテナンスで愛用しているのが、「クリスタルガード・クロノアーマー」。
手持ちの腕時計「IWCのマーク15」や「IWCのインジュニア」に使ってるけど、めちゃくちゃ輝きが増すし光沢が出まくるのだ。綺麗になるのがあまりに嬉しくて、手持ち無沙汰だなってときはいつも時計を拭き拭きしている自分がいる。
時計好きなら、普段のお手入れ用に一本持っておくと、かなり重宝するのは間違いなしだ。
クリスタルガード・クロノアーマーは、腕時計に使えるコーティング剤兼クリーナーだ。光沢保持率100%のクリスタルガラス皮膜を形成し、腕時計を傷や汚れから守ってくれるうえに、この皮膜は鉛筆硬度9Hの強度を持っていて、重ね塗りでするほどに強化されていく。
また、クリーナー成分は界面活性剤を含まないので、腕時計の素材の品質や防水性を損なうこともない。さらに、スプレー型なのがめちゃ便利で、クロスに吹きかけて拭くだけだから手が汚れないのだ。気軽にお手入れできるのって大事。
購入したきっかけは、仕事先の時計好きな後輩に教えてもらったことだった。やたらと激賞しながらおすすめされたので、ものは試しと使ってみたら、これまた見事にどハマリしてしまったw
実際に使ってみての感想というか実感でいうと、インジュニアのような鏡面ポリッシュ仕上げの時計はほんとに輝きがマシマシになるなと。もちろん新品当時の状態とまでは言わないけど、それに近しい輝きと艶を取り戻してくれる。だから嬉しくなって何度も重ね塗りしたくなるのだ。
これ1本で、汚れを落とせて艶も出まくるし、傷の汚れの防止効果まであるんだからたまらない。
とはいえ、マーク15のようにステンレスなんだけど丁寧なヘアライン仕上げの時計だとそこまで明るくはならない。というか拭いた前後であまり違いがわからないような感じ。ちょっと寂しい。けど、傷や汚れ防止にはなるので、いつもインジュニアとセットで拭き拭きしている。
注意したいのは、傷の予防効果をうたってるけど、打ち傷とかの深い傷には効果がないことだ。当たり前っちゃ当たり前だけど、硬度があるとはいえあくまで皮膜だからね。擦り傷程度なら予防できる程度ということは覚えておきたい。もちろん、研磨剤じゃないから傷も取れないし。
お手入れの準備は、クリスタルガードとマイクロファイバーのクロスを用意するだけ。俺はセーム革(鹿革)のクロスを使っている。なめし皮は柔らかくてきめが細かいので時計を磨くのに最適なのだ。
お手入れの手順は以下のとおり。
- まず、クロスを手にってクリスタルガードを適量(4〜5回)プッシュする。
- 次に、腕時計全体を磨いていく。コーティングするべく塗り伸ばすイメージで。
- そして、クロスの乾いたところで汚れと一緒に拭き取って完了。
たったこれだけ。超簡単。
重ね塗りするほどにコーティングが強化されていくので、こまめにやれるならやったほうがいいと思う。被膜は24時間ほどで完全に硬化して定着するらしいので、メンテナンス後は1日お休みさせるのがよさそう。
では、実際にクリスタルガードで手入れした愛用時計たちをお見せしよう!
どうだろう。この輝き。艶。上手く伝わるだろうか…。
効果が確認しやすいポリッシュ仕上げのインジュニアに注目してみよう。もう艶がマシマシ。のはず…。
サイドの鏡面部分だとよりわかりやすいかも。光り輝いている。はず。
うーん、俺のつたない撮影技術ではこの輝きと艶という成果を伝えきれないのがもどかしい…。
悔しいので、マーク15も少々。ヘアライン仕上げとはいえブレスの陰影とか際立ってるんだけど、わからないだろうなーw
とまあ、なかなか効果が伝わらないかもしれないけど、実際のところクリスタルガードを使うだけで、日々のお手入れはほぼ問題なし。クリスタルガードで、大切な腕時計の価値を守っていこうじゃないか。
と言いつつ、時計好きとしてはさらなる高み?も紹介しておきたい。それが、クロノセオリーで提供されている「ワープ施工」というサービスだ。クロノセオリーは独立系時計ブランドの時計を扱っている時計店で銀座に店舗がある。俺にクリスタルガードをおすすめしてくれた時計好き後輩は、ここでワープ施工もやってもらってた。どんだけだよw
今はサービスを提供していないみたい?だけど、俺もいつかはワープ施工を試してみたいもんだ。がしかし!そんな贅沢をする余裕があるのなら、どちらもオーバーホールに出さねばならない。時計が悲鳴をあげているぞ…。