チャコのサンダル Z クラウド / クラシックと比べてより柔らかな履き心地らしい。

チャコのサンダル Z クラウド

もうそろそろ梅雨入りかな?というこの時期に、夏のサンダルを新調することになった。

夏サンダルはずっとチャコ(Chaco)の「ZX1」を愛用していて、もう10年近くになる相棒だ。がしかし、昨夏の終わりにソールが剥がれてしまうという事態に見舞われてしまい…。このままだと、夏に履くサンダルがないという緊急事態にななので、やむなく新しいサンダルを買わざるをえなくなってしまったのである。

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チャコ(Chaco)は、1989年に設立されたアメリカのアウトドアサンダルメーカーで、履き心地の良さと頑丈さで高い評価を得ているアメリカを代表するサンダルブランドだ。同じくアメリカの「テバ(Teva)」とよく比較されがちで、Chaco派かTeva派で抗争が絶えないという噂があったりなかったりw

それはそれとして、今回選んだのはこれまで愛用していた「ZX1」でもなく、さらには定番の「Z1クラシック」でもなく、ミッドソールがより柔らかい「Zクラウド」という新しめのサンダルだ。

ZクラウドとZ1クラシックとの違いはミッドソールだ。クラウドのミッドソールは2層からなるPUフットベットでクラシックと比べてソフトでより柔らかな履き心地になっている。かたやZ1クラシックはポリウレタンの一体成形で固めの履き心地だ。その他の部分は共通しているので、ミッドソールの柔らかさが比較ポイントになってくるわけだ。

ちなみに、アウトソールはどちらもChacoが独自に開発したオリジナルのアウトソール「CHACOGRIP」が使われていて、ZX1で使われている「ビブラム社製」のアウトソールはもう存在しない。2016年から切り替わってるらしくちょっと残念。

チャコのサンダル Z クラウド

で、比較ポイントであるミッドソールの違いを実際に確かめたくて、渋谷スクランブルスクエアにある「A&Fカントリー」で試着してみた。

ところが、試着してみてもあんまり差がわからない程度だった。クラウドはもっと指が沈み込むくらいのソフト具合かと思ってたらそこまでではなく。もちろんクラシックに比べればクラウドのが柔らかいけど、そこまで劇的には変わらない印象だった。悩ましいぞ。

お店の人いわく、クラシックのソールは一日中みたいに長時間履くと固さと矯正のサポート力があるので痛くなったり疲れがでやすいけど、クラウドのソールだとそんなことはないんだとか。もっとも、ちょっと街履きでとかであれば変わらないのでどちらでもOKとのこと。悩ましいぞ。

あと、気になってた重量については、クラウドのほうが軽いだろうと思ってたら、実はどちらも変わらないらしい。マジか。

チャコのサンダル Z クラウド

で、悩みながらも最終的にはZクラウドを選んだわけだけど、その理由はミッドソールの柔らかさ(痛くならない&疲れにくい)を体験してみたかったことが大きかった。なんなら、手持ちのZX1を修理に出すことで、ゆくゆくはクラウドとクラシックの二足体制にして、履き比べられるのも面白そうだなと思ったからだった。

ちなみに、ZX1のソールの剥がれ具合はこんな感じ。右の外側がぱっくり剥がれている。なんならチャコのシールも剥がれている。この画像だとわかりづらいけど、ベルトもところどころ毛羽立っていて正直かなりへたり気味だ…。

チャコのサンダル Z クラウド

もしリペア・修理に出すとなると、A&Fカントリーが正規代理店なので店頭に持ち込めばOKらしい。ただ受付時期が決まってるらしく、今年はちょうど4〜5月がその期間だったらしく、ちょうど締め切られたタイミングだった。マジかー。なので、来年の4月頃にまた修理期間が始まるまで大事に保管しとかないとだ。

ただ、料金はソール交換だけなら8千円。ウェビングベルトまで交換となるとさらにお高くなるらしい。おまけに、ZX1のベルトはカモ柄はNGで、ブラックかトリコロールからしか選べない。となるとブラックだろう。うーん、悩ましいなあ。

話をZクラウドに戻そう。今回サイズは9で27センチを選択した。実はZX1がサイズ8で少しだけ窮屈に感じていたので、今回はお店の人にフィッティングしてもらいながらアドバイスしてもらって、ワンサイズ上げることにした。サイズ8でもいけるんだけど、9のほうが少し余裕があって楽には履けそうな気がしている。

チャコのサイズ感については、普段履きそのままのサイズを選べば問題なさそう。俺の場合は普段履いてるスニーカーが27〜27.5センチなので。試着するさいは土踏まずのところをしっかりあわせるのがポイントだ。

チャコのサンダル Z クラウド

購入後に、家でZクラウドの重量を量ってみたところ、片方で376グラムだった。ZX1が399グラムだったので、30グラム弱の差になる。ちょっとだけ軽い。この違いはビブラムソールの差なのかな。かなりすり減ってるけど。

普段履いてるスニーカー(アシックスのゲルカヤノ29)が314グラムだったから、サンダルにしてはちょっと重めにはなるかな。まあ、実際に履いてるとまったく気にならないんだけど。むしろこの重さゆえの安定感と歩行性能が得られるわけで。どうもチャコを履いたことない人(うちの妻とか)は重さで敬遠しがちだけど、ほんともったいないと思うなあ。

というわけで、早速外出時に履いてみたけどやっぱり歩きやすい!コレだよコレ!

この夏はヘビロテすることになるのは間違いなしだ。また履き慣れたころにクラウドのミッドソールの柔らかな履き心地が実際にどんなもんかについてまとめてみようと思う。

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この記事を書いた人

東京在住アラフィフ男子。買って、使って、気に入ったモノを紹介・レビュー。永く使える定番モノが大好き。物欲の向こう側へ。Amazon.co.jpアソシエイト参加中。