レッドウィングのアイリッシュセッター / 20年履いてない、でも手放せない

レッドウィングのアイリッシュセッター。手に入れたのは1990年代の後半、社会人になった頃。

当時はアメカジブームで、プレミアがついてなかなか手に入らなかった。どうしても欲しくて、地元の古着屋のオーナーに頼み込んで仕入れてもらった。「1個だけ入りますよ」と連絡が来たときは、飛び上がるくらい嬉しかったなあ。

レッドウィングのアイリッシュセッター

ブラックレザーに白いソール、モカシンのつま先。この組み合わせが、とにかく格好いい。デニムとの相性も抜群で、太めのXXと合わせると完璧だった。

オイルドレザーは最初こそ硬い。でも履き込むほど足に馴染んで、最後は足の一部みたいになる。バイク用にはエンジニアブーツも履いてて、若い頃はブーツばかりだった。

履かなくなった理由は単純で、歩くと疲れるから。スニーカーの楽さを知ってしまうと、もう戻れない。気づけば20年以上、棚の上で飾りになってる。

妻には「履かないなら捨てなさい」と何度も言われる。それでも手放せない。20代の思い出が、全部詰まってる。年に一度は引っ張り出して、オイルを塗り込む。手入れだけは続けてる。

息子が「譲ってくれ」と言い出すのを待ってるけど、まだ中学生。全然響いてない。いつかわかる日が来るのか。それまでは、俺が預かっておく。

レッドウィングのアイリッシュセッター
レッドウィングのアイリッシュセッター
レッドウィングのアイリッシュセッター
レッドウィングのアイリッシュセッター

最近、原点回帰もありかなと思い始めてる。ソールを替えれば、まだ履けるはず。


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この記事を書いた人

東京在住の50代。デニム、革小物、時計を中心に、長く使い込んだモノだけを書いています。

流行ではなく定番を選ぶ。新しいモノより、時間をかけて育つモノが好き。モノを選ぶ基準は「10年使えるかどうか」。

ここで紹介するのは、実際に長く使い込んでこそ分かる、経年変化の面白さや、変わらない良さを見せてくれるモノです。