時代を超えた機能美と実用性の調和!セイコーのバス時計『KS474M』レビュー
前回のブラウンの壁掛け時計に続いて、セイコーのバス時計です。この時計はずっと憧れていた壁掛け時計で、実用と機能に裏付けられた唯一無二のこのデザインがたまらない。レトロでありながらモダン。完成されてるなあ。
バス時計は、セイコークロック社の業務用壁掛け時計で、かつては都バスにも使われていたんだとか。ゆえに通称「バス時計」と呼ばれている。昭和39年(1964年)の発売以来のロングセラー商品です。
ちなみにこれは復刻モデルで、その特徴はというと…
まず、個性的なデザイン。特徴的な突き出たデザインと淡いグリーンの色味は、個性的ながらも部屋の壁に掛けると自然に溶け込んでくれる。業務用だけに使い勝手を突き詰めたこの佇まい。まさに昭和というかメイドインジャパンを感じさせてくれるんだよなあ。
次に、視認性の高さとサイズ感。大きなアラビア数字と太い針で、時刻の視認性は抜群です。パッと見てすぐに何時かわかる。圧倒的だなと。インデックスの丸みを帯びたフォントも素敵です。時計のサイズは幅232mm、高さ221mm、文字盤の直径は170mmで、小ぶりながらも存在感ありまくり。
そして、頑丈な作りと機能性。スチール製のフレームとガラス製の文字盤カバーで、耐久性も申し分なし。800gと少し重めだけど、その分しっかりとした作り。防塵性が高いのも魅力です。部屋がホコリっぽくても大丈夫。
セイコーのバス時計は、広いリビングというよりは、仕事部屋や子供部屋のような比較的狭いスペースでその実力を発揮してくれると思う。そもそもバスの車内で使われてたわけだし。実際に近所のおしゃれな美容院でも使われているのを見たことがあって、デザイン性の高さが評価されてるんだろうなー。
定価は22,000円だけど、購入したのはビックカメラで15,000円くらいだったかな。だとしても壁掛け時計としては安くはないので、記念日や誕生日、引越祝いなど、特別なタイミングで思い切るのがいいかもしれない。
というわけで、ブラウンの壁掛け時計もお気に入りだけど、このセイコーのバス時計も負けず劣らずお気に入りです。今は、長女次女の部屋に掛けてあるけどそろそろ俺の部屋に取り戻そうかと企み中。