G-SHOCK DW-5600E / 20年つけて、ようやく買い替えた

腕時計としては、ある意味完璧だと思ってる。

G-SHOCKのDW-5600E。映画『スピード』でキアヌ・リーブスが着けていた、いわゆるスピードモデル。G-SHOCKの顔みたいな一本。1996年にELバックライト付きで復刻されたモデルで、妻からのプレゼントだった。

カシオのG-SHOCK「DW-5600E」

IWCやパネライも持ってるけど、G-SHOCKは別枠。休日の外出も、アウトドアも、普段使いも、これ一本。ぶつけても濡れても汚れても、まったく気にしなくていい。スクエアのケースに、黒と白と水色の差し色。シンプルで無駄がなくて、これが格好いい。

20年近くつけ続けて、さすがにボロボロになった。角は丸くなって、ケースにはひび。バックライトも、いつの間にか点かなくなってた。それでも、この姿が嫌いじゃない。ステンレスの時計とは違う、樹脂ならではの古び方。腕に馴染んだ時間が、そのまま形に残ってる。

いよいよ買い替えを考えたとき、同じDW-5600Eにするか、ソーラーのG-5600Eにするかで迷った。ソーラーなら電池交換いらず、と思いがちだけど、電気をためる二次電池にも寿命があって、5年から10年で交換が要る。普通の電池のDW-5600Eが10年以上もつことを考えると、ソーラーだから安心とも言い切れない。

それでも、迷った末に選んだのはGW-5000-1JF。電波ソーラーの日本製で、裏蓋はスクリューバック。形はスピードモデルのまま。20年の相棒への敬意を込めて、少しだけ背伸びした買い替えだった。

カシオのG-SHOCK「DW-5600E」
カシオのG-SHOCK「DW-5600E」

スピードモデルの形は、1983年の初代からほとんど変わってない。変わらないから、20年つけても飽きなかったんだと思う。

たぶん、この先もずっとこの形を選ぶ。次の20年も、腕にはこの四角があるんだろうな。


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この記事を書いた人

東京在住の50代。デニム、革小物、時計を中心に、長く使い込んだモノだけを書いています。

流行ではなく定番を選ぶ。新しいモノより、時間をかけて育つモノが好き。モノを選ぶ基準は「10年使えるかどうか」。

ここで紹介するのは、実際に長く使い込んでこそ分かる、経年変化の面白さや、変わらない良さを見せてくれるモノです。