アークテリクスのベータSL / 修理に出したら寿命だと言われた

10年近く愛用したベータSLを、ダメにしてしまった。

最近また撥水が落ちてきたので、いつもようにグランジャーズで洗濯。撥水は復活したけど、羽織ってみたらなにやら違和感が。調べてみるとフードや襟、裾のテープ剥がれを発見。凹む…。

慌てて丸の内の修理窓口「TOKYO ReBIRD SERVICE」に持ち込んだ。結果、修理不可…。

スタッフの方は丁寧に説明してくれました。テープの剥離は経年劣化で、使っていればいつかは剥がれる。ゴアテックスの生地自体にも剥離が発生している。裏地も汗染みで劣化している。この場合、アークテリクスとしては製品寿命とみなして修理は行っていない。

ゴアテックスの剥離は、修理しようにもどうしても直せないらしい。ゴアテックス側のルールに従うしかなく、アークテリクス側としてはどうしようもできない。申し訳ありませんとのこと。

納得はできた。でもショックなのは変わらず…。

一番の学びは、洗濯の頻度だった。俺の洗濯頻度は、シーズン終わりに1回。買った最初の3年は洗ってすらいなかった。完全に間違っていた。ゴアテックスは、汗や皮脂をそのままにしておくと機能が低下する。シームテープも皮脂や汗がたまると剥がれやすくなる。そして一度剥離した生地は修復できない。だから定期的な洗濯が必要になる。

正しいメンテナンス方法も教えてもらった。汚れたら、汗をかいたら、とにかくすぐ洗う。目安は月1回程度。洗剤はグランジャーズでもTHEでも、漂白剤や界面活性剤が入ってなければ何でもいい。すすぎはしっかりすることが大事。乾燥後に乾燥機やアイロンで熱を加えると撥水性が回復する。陰干しでもいい。

もう一つ聞いたのが、ゴアテックスの仕様変更。今後、サステナビリティのためにフッ素化合物を使わなくなり、撥水性能は以前より落ちるらしい。パタゴニアはすでに新仕様で、アークも順次切り替わるとのこと。

うーん、そうなるとゴアテックスの価値って悩ましくなるよなと。今回の件を踏まえるともうGORE-TEXはこりごり。そもそも街着で使うぶんには、GORE-TEXのハードシェルはオーバースペックだとは感じてたので。

アークテリクス 修理
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シェルは洗濯しないとダメになる。高いモノほどちゃんと手入れしないといけない。教訓だよ。


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この記事を書いた人

東京在住の50代。デニム、革小物、時計を中心に、長く使い込んだモノだけを書いています。

流行ではなく定番を選ぶ。新しいモノより、時間をかけて育つモノが好き。モノを選ぶ基準は「10年使えるかどうか」。

ここで紹介するのは、実際に長く使い込んでこそ分かる、経年変化の面白さや、変わらない良さを見せてくれるモノです。