レノボのThinkPad X1 Carbon Gen10 / キーストロークが思ってたより浅い…。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen10

久々にノートパソコンを購入。今回は久々のWindowsマシンにしてみた。

新しいノートパソコンを買った理由は、今使っている「MacBook Pro(2018)」がメモリ不足で仕事にならなくなったからだ。コロナ禍におけるビデオ通話時代にメモリ8GBは厳しすぎて…。

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そもそも、ブラウザ(主にChrome)のタブを大量に開きまくる使い方のため、メモリの消費がやたら激しくなってしまうのがデフォルトだったりする。そのうえに、ZOOMやGoogle Meetでビデオ通話して、なおかつ画面共有なんてしたら、MacBook Proがうなりをあげて遅延したり固まったりで、もう仕事にならない…。

やっぱりメモリは16GBにしとくんだったなー。

Windowsに戻った理由としては、5年近くMacを使ってみて少々不便なところもあったし、やっぱりWindowsなのかな?ってくらいの軽いノリが最初だった。最終的には、前職で使ってたThinkPadのX1Carbon(2015年頃の製品で第三世代(Gen3)のモデルだったと思う)がめちゃめちゃ快適だったよな、という記憶が決め手に。

そんなわけで、手に入れたのがレノボ(Lenovo)の「ThinkPad X1 Carbon Gen10」2022年モデルだ。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen10

昨年の12月に購入して、4ヶ月ちょっと使ってきたので、そろそろ使用感などまとめてみようかと。

前のモデルからの変更点はあまりないけど、個人的にはこの4点が特徴かな。

  • インテル第12世代Coreプロセッサー搭載
  • 画面比16:10ののディスプレイ
  • カーボンは軽すぎるくらい軽い
  • キーストローク約1.4mmのキーボード

まず、インテル第12世代Coreプロセッサー搭載から。

期待の最新プロセッサーも、各種レビューで高性能な「Pシリーズ」は冷却不足もあってスコアがいまいち。本来の性能が出ない。なんて評価されてたけど、俺の仕事での利用範囲ではまったく気にならず。動画編集みたいな高負荷な作業はしないからだろうけど。

あえて評価の芳しくないCore i7-1260Pを選んだのは、仕事的に画面設計で使用するソフトを念頭に、少しでもグラフィック性能の優位性を重視したからだった。ここにこだわりがなければ「Uシリーズ」のモデルを選んだかもしれない。

結果、Chrome、Edgeでタブ開きまくり状態で、Slack、Notion、Milo、さらにOfficeを立ち上げた状態で、ビデオ通話しても重くなることもなければうなりをあげることもなく安定している。画面共有もなんのそのだ。

ただ、メモリは16GBなのに残容量は意外と少ない。最新OSは初期状態でもかなりメモリを食うらしい。

次に、画面比16:10ののディスプレイだ。X1Carbonで、嬉しいポイントのひとつがディスプレイの比率だろう。画面比は16:10の縦に長いディスプレイで、やっぱり使いやすい。もちろん14インチなので広々しててとてもいい。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen10

家族用のノートパソコンが「Surface Laptop 4」で、画面比が3:2でさらに縦長なんだけど、これがさらに使いやすいのだ。縦スクロールがメインのパソコン作業において、縦長の画面比率こそが正義だと再認識。もう4:3には戻れない!

本体自体は薄いしカーボンだけにやたら軽い。ここはMacBook Proとの大きな違いだな。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen10

軽さはともすれば安っぽさにもなりがちだけど、X1Carbonはそんなことはない。普遍的なデザインともあいまって所有欲を十分に満たしてくれる。持ったときの肌触りはなかなかで、MacBookとはまた違う魅力ありだ。

そして、肝心のキーストローク約1.4mmのキーボードだ。正直、ThinkPadに超絶期待しているところだし、このキーボードのためにWindowsに戻ってきたといっても過言じゃ無いぞ。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen10

ThinkPadといえば、他のノートパソコンとは一線を画す打ちやすいキーボードが特徴であり強みだ。以前使ってたX1 Carbon(Gen3)でもキーボードが一番のお気に入りで、快適だったなーという記憶もキーボードがほとんどをしめている。

がしかし、まさか2023年モデルがここまでペチペチなキータッチになってるとは!

キーストロークが浅くなったのは知ってたけど、実際に打ってるみとこれじゃない感がすさまじい。ショックすぎる。キーストロークが、1.4mmってことは、Surfaceより浅いのか。

  • ThinkPad X1 Carbon Gen10:1.4mm
  • Surface Laptop 4:1.5mm

ノートパソコンは薄くてなんぼ的な最近のトレンドに寄せてきてるんだろうけど、ThinkPadはそっちに流されちゃダメだろー。コダワリまくった打ちやすいキーボードがThinkPadのアイデンティティーのはずだろー。

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen10

もちろん、一般的なノートパソコンと比べればキートップが湾曲してたりで打ちやすい。でも日本語配列は「@」「*」などの一部キーが小さくなっている。「Ctrl」の位置が左下隅じゃないのも相変わらずだしなあ。

これ次期モデルで少しでも改善しないと、ThinkPadにもう手が出なくなってしまうわー。ちなみに、USキーボードを選択すれば、配列はもちろんキーのサイズも小さくないので回避策ではある。ただし、米沢モデルじゃなくなるけどね。

というわけで、回避策として外付けのキーボードを購入してみた。大定番の「ThinkPad トラックポイント キーボード II」だ。

ThinkPad トラックポイント キーボード II

キーストロークは安定の1.8mm。一部キーが小さくなってもいない。「Ctrl」の位置は左下隅じゃないけど…。

これで打鍵感はかなり改善された。ひとまず、外付けキーボードを使うことで、キー入力の課題はほぼ解決かな。ただ、外出しての仕事になると、キーボードを持ち歩く必要があるのかあ。だるい…。

それはそれとして、久々のWindowsなのもあって、ショートカットキーに苦戦中だ。Macだと親指で「command」キーだったので、Windowsになって小指で「Ctrl」キーを押さえるのがなかなか難しい。また位置が左下隅じゃないのがどうしても慣れない…。

以前は、BIOSで「Ctrl」と「Fn」キーの位置を入れ替えて使ったので、今回もレノボ標準の設定で変更可能みたいなので早速変更してみたり。うーん、やっぱりこっちのが使いやすいな。

ただ、パソコン本体は設定が有効になるけど、外付けキーボードは設定できずそのままなので、出社とリモートでの使い分けで混乱することに。結果、設定は解除。頑張って標準の「Ctrl」キーの位置に慣れるよう努力中。厳しいー。

そんなわけで、キーボード以外は期待値どおりだし概ね問題なく使えている。ここから長い付き合いになるかどうかは、このキーボードとどこまで折り合い付けられるかにかかってる気がするなー。さあどうなるかだ。

ちなみに、デスク周りの環境はこんな感じ。あらためて俯瞰すると真っ黒だなw

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen10 を設置した仕事机&デスク周り

コダワリながら整えてきた仕事環境なので、それぞれの道具についてはおいおい紹介していければと。リモートワークがメインになった今、自宅の作業机でどんだけ快適に仕事できるかは超重要になってると思うので、できる範囲で理想の仕事デスクを追い求めていきたい。

ThinkPadは、直販なのでレノボの公式サイトか家電量販店で買うのがおすすめだ。俺はポイントがたまってたのでビックカメラで購入した。購入時のポイントはつかないけどポイントは使えるのでポイントが溜まっているなら便利かな。店員さんがカスタマイズの相談にも乗ってくれるしなにより安心感もあるし。

あと、レノボは頻繁にセールしてるので限定セールや週末セールが狙い目だろう。セールは直販じゃなく量販店でも対応してるので心配無用。最近、最新モデルも発表されたので、第13世代の「ThinkPad X1 Carbon Gen 11」も注目だ。でもスペック的にはGen10と大差ないので、狙うなら型落ちがおすすめ。

ThinkPad X1 シリーズ(公式)

外付けのキーボードは、Amazonが値段も安め。Primeなので注文してすぐ届いたしw

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この記事を書いた人

東京在住アラフィフ男子。買って、使って、気に入ったモノを紹介・レビュー。永く使える定番モノが大好き。物欲の向こう側へ。Amazon.co.jpアソシエイト参加中。