学習机探しの旅!ニトリ→浜本工芸→コイズミ→カリモク→ケユカ、そしてガラージへ。

学習机探しの旅

以前、長女と次女の学習机に、PLUSのオフィス家具Garageの「Y2」というパソコンデスクをあえて選択した!

って記事を書いたけど、じつはガラージY2の購入に至るまでの経緯は、ニトリから始まりコイズミ、浜本工芸、カリモク、ケユカを経てなんとかガラージに辿り着くという、とても苦難に満ちたものでした。ほんと思い出すのも辛いw

そんな果てなき学習机探しの旅路を振り返ることで、今後のモノ選びの糧するのも大事なことだと思い立ったので、ざっくりと時系列でまとめみました。ただ、あまりに紆余曲折、二転三転、右往左往な内容で、読み返してみたらマジで凹むわー。

以下、超長文なのであしからず…。

目次

最初はとくに条件もなく…

学習デスク選びで比較するための条件も最初はあまりなくて。長女が中学に入学するタイミングでの購入だから、そこから使う年数を考えるとあまりお金はもかけられないよなー。あと、小5の次女にも一緒に買ってやりたいので二台同時購入になるよなー。とか。

あとは、できるだけコストを抑えつつ、できるだけ良いものを選びたいよなと。もともと天然の木で作られたモノが好みだったので「天然木の机がいいけど高いんだろうな」くらいの認識でしかなかったな。

これが後の混迷につながる原因になるわけだけど…。

先ずはお値段以上の「ニトリ」へ…

早速、家具といえばニトリだろう!ってことで、妻と2人で渋谷のニトリに学習机を見に行くことに。学習机のコーナーで、まず「これが良いんじゃない?」となったのがデスク単品で選べて人気らしい「メルシー」というシリーズ。

メルシーの特徴はこんな感じ。

  • 値段が安い
  • 単品で買える
  • 繊維板だけど木目感あり
  • デザインがシンプル

ニトリの「メルシー」は、天板は無垢材を使ってて木目調で良さげ。デザインはシンプルで引き出しも付いてる。角に丸みがあるので全体としては可愛らしい印象の学習机だった。

色はライトブラウンとホワイトがあって、やっぱり木の机らしいライトブラウンが良いよねと。ホワイトは木目調を残そうとしてなのか塗装がちょっと薄めでいまいちだった。

さらに、メルシーは上棚付き、ワゴン付きの「ロータイプデスク」だとセット売りで、¥49,900円(税込)とそれなりのお値段に。でもメルシーはデスク単体でも買えるがいいところで、デスク単体だと、¥21,000円(税込)とお手頃に。これなら長女と次女の二台買っても4万ちょっとかー。

もうこれで決まりかなって勢いだったけど、実際によく見てよく触ってみるとちょっと気になりが発生。「お値段以上」とは言いつつ「お値段なり」だったりするのがニトリだったりするわけで…。

先ずは横揺れ問題。揺らすとグラグラと横揺れ感がけっこうある。左右の足の上部に幕板はあるけどあまり機能していない。これは値段なりだなと。下に幕板があるモデルもあってそっちは多少安定してるけど、メルシーはちょっと厳しそう。

次にサイズ問題、横幅100cm×奥行55cmでコンパクトではあるけれど、ちょっと小さいというか狭いなという印象。我が家の決して広くはない部屋には最適だけど、いざ勉強するには狭すぎて不便そう。これは勉強に最適な横幅と奥行きについてもう少し調べル必要があるなと。

最後に全体的な安っぽさ問題が。塗装とか肌触りとかやっぱりお値段なりだなと。自分が使う家具ならコスパ重視でぜんぜん妥協できるレベルだけど、親として子供の学習机を何処まで割り切っていいものだろうかと。うーん。

と悩んだ結果、ニトリの「メルシー」はひとまず見送りに。他の学習机もいろいろ調べて触って比べてみたいし、大きい買い物だけにしっかりとコダワリたいところ。思い返せば、この時点ではまだまだ余裕があったなw

さて、ニトリを見送ってもう少し高めの価格帯の学習机となると、学習机メーカーの「コイズミ」とか「イトーキ」あたりになってくる。というわけで、次なる狙いはコイズミの「ビーノ」で。

コイズミ「ビーノ」狙いが浜本工芸に一目惚れ…

ネットで調べたら、「大塚家具」で取り扱ってるみたいだったので、さっそく新宿の大塚家具へと家族で突撃。がしかし、大塚家具にコイズミの製品は展示してなかった。なんでだ!?

仕方なく展示してある机を見てみるけどこれが全部高い!さすがは大塚家具。10万、20万の学習机がずらりと並んでいる。ニトリとは別世界だなー。と感服しつつ居並ぶ学習机のなかで一際輝いて見えたのが「浜本工芸」の学習机だった。

浜本工芸は、ナラ無垢材へのこだわり。材国内生産へのこだわり。高品質・高強度へのこだわり。とにかく職人魂炸裂のこだわり具合が半端ない高級メーカー。見た目で分かる触って確信する品質のよさ。ほんとに「いい家具だなぁ〜」とため息が出る出る。

特に、定番の「No.09デスク」が素敵すぎて…。

その特長は…

  • 斜め足でスッキリ
  • 足元の棚の収納力
  • しっかりとした作り
  • ナラ無垢材の手触り

足が斜めになってるのが大きな特長で、この形だと足の動きが邪魔にならず見た目もすっきり。子供が椅子に座って足を動かしたり出し入れしてもぶつからない。おまけに足元に棚がついてるので机単体なのに収納力もあり。教科書や辞書をここに並べれば机の上がすっきりしそうだし、スペースを上手く活かしてるなー。

デザインは少し古めだけど、角の丸みや天板の仕上げは頬ずりしたくなるため息でちゃう品質。とにかくモノとしての出来映えが素晴らしい。コダワリたい僕にとって理想的な机だよ。まさに一目惚れ。これ欲しいなー。

だがしかし、当然のごとく値段もため息もので…。No.09のお値段は、幅100cm×奥行60cmで、89,000(税抜)で、税込み10万近くになるので、さすがに予算オーバー。今回は2台必要なのでえらい金額になってしまう…。

妻と2人で、大塚家具の店員さんの「一生モノですよ」「みなさんNo.09を買われます」といったセールストークに心揺らぎながらも、ここは冷静にならなければ!と、後ろ髪ひかれながら大塚家具を退散。

もし、我が家の予算が潤沢だったなら。娘が小学校入学のタイミングだったなら。長女にだけ買ってあげるのなら。さらには、じいちゃんばあちゃんからの援助でもあったなら。間違いなくこの机を選んだだろうなーってくらいに惚れ込んでしまった。無念。

さて、大塚家具では肝心のコイズミ「ビーノ」が見れなかったので、あらためてお店を検索。どうやら中野にある「島忠」ってホームセンターに置いてあるとのこと。後日、方南町にある「島忠ホームズ 中野本店」へ突撃です。

あらためてのコイズミからカリモクへ……

中野の島忠は、2階にある家具インテリアーコーナーの一角に学習机が置いてあって、品揃えは豊富で大塚家具にも負けてない。むしろメーカーの種類は島忠のが多いくらいだった。そして目的のコイズミ「ビーノ」を発見!

コイズミといえば老舗メーカーで、学習机といえば「KOIZUMI」ってくらい根強い人気だし老舗の安心感がある。

そんなコイズミ「ビーノ」の特長はというと…

  • 単品で買える
  • ナラ材の質感
  • シンプルなデザイン
  • 高すぎない価格

同じビーノでも「スタディアップデスク」だと、デスク+シェルフ+サイドチェスト+本棚のセット売りになってるけど「コーディネートシリーズ」ならデスク単体で買える。デザイン的には、角ばった無印良品っぽいシンプルデザインで学習机っぽさがなくていい感じ。引き出しはあるけど大人になっても使えそう。

ただ気になりもやはりあり。やっぱり横揺れはする。でも足をつなぐ幕板が下の方についてるからかニトリの「メルシー」に比べればまだ揺れないようにも感じた。まあ気になる人(僕のこと)には気になるってレベルなんだけど…。

ナラ材を使ったという天板とかの質感も、「パッと見だと浜本工芸のデスクと見間違えるレベル」なんて記事もあったけどそこまでじゃなかったなー。あくまでぱっと見だしそもそも値段も違うから仕方ないんだけど。うーん、前回「浜本工芸」を見てしまったのが間違いだったか…。

サイズと価格はこんな感じ。

  • 幅90cm×奥行60cm 43,500(税抜)
  • 幅105cm×奥行60cm 46,100(税抜)
  • 幅120cm×奥行60cm 52,700(税抜)

セット売りだと価格が157,000(税抜)でさすがのお値段。でもデスク単体なら、幅90cm×奥行60cmのモデルで43,500(税抜)になって、幅120cm×奥行60cmのモデルだと52,700(税抜)になる。とはいえニトリと比べると倍する…。

楽天とかで調べたら定価よりかなり安くなってはいるみたい。105cm×60cmで3万ちょっとで売られてたし。デスクマット付きって特典もあるっぽい。まあそれでもニトリよりは高いんだけど…。

結局、少しくらい高くても質が良い机をと「ビーノ」を候補にしてみたけど、肝心の質感は正直ニトリのメルシーと比べて2倍の差(楽天価格でも1万円くらいの差)があるかというと微妙だった。

ちょっと期待値上げすぎたかなー。妻もあんまり気に入らない様子でどうにも悩ましい状況に。そんな時、ふと横をみるとカリモクの「ボナシェルタ」が鎮座しているじゃないか!?

カリモク「ボナシェルタ」のデザインと頑強さに惹かれる…

カリモク」といえば家具最大手のメーカーで僕でも知ってるレベル。カリモクの学習机もかなり人気があるらしく、島忠ホームズでもたくさん並んでいた。なかでも真っ先に惹かれたのが「ボナシェルタ」だった。

カリモクの「ボナシェルタ」は一番人気のシリーズらしく、天板も分厚くて足も太くて引き出しもなくて質実剛健なシンプルデザイン。頑強なたたずまいが実に格好いい。

ボナシェルタの特徴は…

  • 単品で買える
  • 木製なのに頑強なつくり
  • 長く使えるシンプルデザイン
  • 豊富なサイズ展開
  • 追加できる引き出し

て感じ。なにより学習机ぽっくないデザイン性の高さに注目。やたら角ばったデザインとさすがの質感はおしゃれ家具のような佇まいで、もはやリビングに置いても違和感なさそうだし、大人になっても飽きがこなさそう。

さすがはカリモクか。グッドデザイン賞ってのも納得だなと。でも店員さんいわく、グッドデザイン賞を受賞したのは、見た目のデザイン性だけじゃなく、構造が合板じゃなく「LVL」になってるからとのこと。

「LVL」とは
単板積層材と呼ばれ、切削した単板の繊維方向を平行に積層、接着し、荷重方向に対して縦使いをするため、たわみに強い構造で、一般的に木造建築物の耐力部材などに使用されています。

なるほど、シンプルな見ためと頑強な作りを兼ね備えたデザイン性がグッドデザイン賞の理由というわけか。こういうコダワリ嫌いじゃいない。むしろ大好物!

気になる横揺れ問題も、ボナシェルタの太い足が分厚い天板にがっちりくっついているからかほとんど揺れることはない。もちろん木製なので力いっぱい動かせば多少は揺れるけど、そこまで気にはならないレベル。木製とは思えない剛性です。

さらにサイズ展開も豊富で選びやすい。引き出しなどのオプションを後からいろいろ追加できるのもいいなと。シンプルなデザインなので小学生から中学生、高校生はもちろん大学生や大人になってからも愛用できそう。

絶賛してやまないボナシェルタ。デザイン性や機能性は問題なしなんだけど、妻いわく「ゴツいから圧迫感があるよね」と。なるほど分厚い天板と太い脚が特長であり強みなんだけど、裏を返せばゴツくて存在感がありすぎるのか。

「女子が使うんだからもう少しカワイらしいのがいいな」とあまり乗り気ではない様子。ううむ…。

あとやっぱりカリモクだけにお値段もそれなり。

  • 幅90cm×奥行60cm 61,000(税抜)
  • 幅100cm×奥行60cm 67,500(税抜)
  • 幅110cm×奥行60cm 69,500(税抜)

コイズミ「ビーノ」よりかなり高い。でも良いものは高いもんだ。僕はもうボナシェルタに決めようと思ってたら、嫁からサクッととNGが…。「1台の値段としても高いし、長女と次女の2台まとめて買うのは予算的に無理だよ」とのこと。ぐうの音も出ない…。

やっぱり「カリモク」は手が届かないのか…。ガックリしてたら店員さんから、カリモクでもう少し手頃な「ユーティリティープラス」がありますよと紹介されました。

カリモク「ユーティリティープラス」は手頃でお洒落…

「ユーティリティプラス」は「ボナシェルタ」よりも新しいシリーズで、マンションなどの最近の住宅事情を考慮しつつ小洒落たデザインで人気とのこと。

ユーティリティプラスの特徴は…

  • 単品で買える
  • 足が細めでスッキリ
  • 大人になっても使えるデザイン
  • 天板がツルツルで気持ちいい

て感じ。ボナシェルタと比較すると、天板は薄めで足も細くなってて確かに全体的に小洒落た印象。でも大人になっても使えるシンプルデザインなのはボナシェルタと同様で、これはなかなかいい机だなと。

天板を触った感じもユーティリティプラスはツルツルしてて、むしろボナシェルタより勉強しやすそう。ボナシェルタは触った感じ天然ゆえの木目感があって、ちょっとザラザラしている。勉強するなら透明マットをしかないと書きづらそうだった。

リビングに置いたイメージも、ボナシェルタより圧迫感がなさそう。確かに女の子ならユーティリティプラスのほうが細身で角も丸みがあって可愛らしい。それも大学生や大人になっても使える品のある可愛らしさなのが好感。良い机だ。

「ユーティリティプラスありじゃない?」と真剣に悩み始める僕と妻。長女ももし買うなら店頭にはない要発注なレアカラーを希望するくらい前向きになっている様子。うーん、ユーティリティプラスに決めようかな…。

と傾きながら「ユーティリティプラス」で気になったのはやはり横揺れ問題。デザイン的に足が細くなる分、横揺れ感はそれなりに。店員さんがネジを締め直してくれたりもしたけどあまり改善されず。もしかすると展示品だからかもだけどやっぱり気になるなー。

もちろん、「ユーティリティプラス」もお値段はそれなり。

  • 幅90cm×奥行60cm 44,000(税抜)
  • 幅100cm×奥行60cm 47,000(税抜)
  • 幅110cm×奥行60cm 50,500(税抜)
  • 幅120cm×奥行60cm 53,500(税抜)

なるほど「ボナシェルタ」より少し安いとはいえそれなりのお値段だよなと。長女と次女で2台買ったら机だけで10万円になるし、椅子とライトを買ったら合計何万円になるのだろうか…。

どうせ次女はまだリビング学習メインだし、今回は長女に集中して高くても良いモノを買ってあげたほうがいんだろうか…。いやどうせなら一緒に買ってあげたいし…。でもニトリならカリモク1台分で2台買える…。どうせすぐボロボロになるんだから安い物でも…。うーん…。

結局この日も決めきれず、島忠ホームズから退散。高い買い物なので焦らず吟味しようと気を取りなおし、学習机探しの旅はまだ続く…。

いよいよ学習机探しも混沌としてきたなと。もう学習机を買うのは無理じゃないの?と妻と子供にもあきらめの色が…。なので、ここでちょっと発想の転換をしてみました。

学習机って木じゃないと駄目なんだろうか…

探し始めた当初は学習机についての知識も足りず条件もふわっとしてました。単純に「学習机といえば木だよね」くらいの認識だったから、合板よりは天然木。でも天然は高い。予算が合わない。買えない。このループにはまってるなという気づきです。

だったら発想の転換で、木じゃない机にすればいいんじゃない?と。

つまり、よくある木の学習机じゃなくて仕事で使ってる机、いわゆるオフィス用のパソコンデスクとかを学習机として使えばどうだろうと。スチールを使ったパソコンデスクって、シンプルかつ機能重視なので、利便性を求めるならありえない選択じゃないはず。

実は以前から機能性とデザイン性のバランスを考えれば、オフィス家具って選択肢もなくはないよなーと調べたことがあり。そのときに目を付けていたのが、オフィス家具のPLUSの「Garage(ガラージ)」というシリーズでした。

Garageの中でも「デスクC2」や「デスクY2」なら、デザインはシンプルだし、素材は成形板×スチールなので強度も十分。そして、スチールだけに木製ほど値段は高くない。なにより今の会社で使ってるデスクが「Garage」のデスクで、作りも使い勝手も不満なしという体感もある。

デスク単体で買う場合は、引き出しもなく収納力が低いので別売りのワゴンを買うのもあり。椅子は座り心地重視でオフィス用を購入すると決めてるので、むしろ統一感が出ていいんじゃなかろうか。

確かにデザイン的には見た目そっけないけど、中学から使うならシンプルなほうが飽きないし、ここは機能性に振り切ってしまっても良い気がする。小5の次女にはちょっとお気に召さないかもだけど。

というわけで、僕としては本気で「パソコンデスクありじゃない?」と妻に提案。がしかし「子供の学習机にスチールとか嫌だ」「仕事用とかシンプルすぎて見ためも嫌だ」「木のほうが暖かみがあっていい」と一蹴されてしまった…。価格的な優位性も押し出してみたけどあまり響かず…。

うーん、ありだと思ったんだけどなー。僕は迷走しているのだろうか…。

カリモクの「ユーティリティプラス」に決める…

気を取りなおして、事ここに至っては木製の学習机で頑張るしかないなと。ならば、もろもろの条件を現時点でクリアできそうなのは、もはやカリモクしか考えられない!

唯一価格だけがオーバーするけどそこは子供のためにと割り切ろう!長く使える良い物は高くて当たり前だ!カリモクの「ユーティリティプラス」を買うぞ!

…と心に決めて、今度は中野の島忠中野店へ。ちなみに、同行する長女も次女も、関係のない長男も「また行くの?」「どうせ買わないのに…」と不信感でいっぱいです。やむなし。

入店して、カリモクの「ユーティリティープラス」を買うべく速攻で店員さんに声かけて見積もりを依頼。計算する店員さん。しばし待つ僕と妻。いい流れだ。迷いもない。見積もりの金額が出てきた。よし決めよう!

と、そう思ったのもつかの間…。

買おうとしてるサイズは「幅100cm×奥行60cm」の47,000(税抜)で、実際の金額(2台で10万近い!)を目にしてまたしても悩んでしまう…。これで椅子とライト買ったら…。長女用の1台だけにするか…。どうするか…。2人またしても無限ループに突入…。

実は値段はもちろんのこと、横幅100cmがどうにも狭く感じていて…。やっぱり、もうちょっと広いほうがいい気がしてならない。じゃあ幅110cmとか幅120cmにすればいいけど(ほんとは120cmが理想)もちろん値段が上がってくる。欲しいサイズと値段のバランスがとれない…。

もはや混沌、混迷。逃げるように島忠から退散。もう笑えない…。

なぜこんなことになってしまったのか?

原因を分解・分析すると、結局のところ我が家の学習机選びの条件として最重要なのは価格なんだよなー。長女と次女の学習デスクを同時購入する条件があるから、なおさら予算を抑える必要があるわけだ。

少しくらい高くても良いものをとか言いながら探してたけどそうじゃなかった。コストをできるだけ抑えたい中で質を何処まで求めるのか。これが至上命題なわけです。ていうか、「カリモク>???>ビーノ」って位置づけの机ってあるのかな?うーん…。

果たして、娘たちに学習机を買ってやれる日は訪れるのだろうか…。

真打登場!?ケユカの「ニノス」を見に行こう…

カリモクは高くてコイズミじゃ納得できない。価格と品質のバランスが重要。さあどうしたもんか…。

で次に選んだのが「ケユカ」です。ケユカはデザインと機能性を兼ね備えたオリジナルのカーテンや家具を扱ってるブランド。個人的には無印良品より質が良くて、ニトリよりデザインが良くて、値段はリーズナブルで、品質と価格のバランスがとれてるブランドって印象かなー。

てことで、ケユカ 新宿東口店に突撃です!ここは都内最大店舗。そして、ケユカの学習机といえば「ニノス」です。最近は「アーロン」とか「ノーブル」などのシリーズも追加されてるけど、定番はやっぱり「ニノス」だなと。

ニノスシリーズは学習机だけじゃなく、ベッドやチェストもあるので、ニノスで揃えるとかなり小洒落た子供部屋になること間違いなしです。

ニノスのいいところは…

  • 学習机ぽくないデザイン性(女子向き)
  • 角のとれた天板と細身の脚が可愛らしい
  • オークの無垢材ならではの手触り

かな。「ニノス」は期待以上にシンプルで可愛いデザイン。天板の角は丸みがあって優しい感じで、足も下に向かって細くなっててスッキリしてる。ほんとお洒落な学習机で、この雰囲気は学習机メーカーにはなかなか出せないなー。

材質もオークの無垢材なので手触りもよくて温かみが感じられる。引き出しありだけどシンプルなデザインで学習机っぽさが抑えられてるから、大人になっても使えそうだ。

実のところニノスのデザインはケユカだけど、作ってるのはコイズミらしい。コイズミの技術をベースにケユカのセンスでデザインした学習机ってことかな。上手いコラボだなー。

デザインや質感は文句なしだけど、木製ゆえに少し横揺れが気になった。やっぱり足も細いし後ろの幕板が上についてるからだろうなー。とはいえ木の学習机に横揺れしないことを求めてもしかたない。奥と左右どちらかを壁に付ければ気にならないレベルだし。

一方で、妻はオークの無垢材ならではのザラザラした風合いが気になったみたいで。無垢材ならではの素敵な手触りなんだけど、字が書きにくそうなのが心配らしい。どうしても気になるなら透明シートをかぶせればOKだけど、それだと無垢材の意味が薄れてしまう。

そして、最重要条件であるお値段が、デスク単体で買うならサイズは1種類。

幅105cm×奥行60cm 40,000(税抜)

なるほどコイズミ「ビーノ」よりちょっと高くて、カリモク「ユーティリティプラス」よりちょっと安いくらいかな。まさに探してた「ユーティリティプラス > ニノス > ビーノ」って位置づけでだなと。

さすがは、KEYUCA。価格と品質のバランスは素晴らしいものがある。ケユカのニノスかなりお得です。2台買ったら8万円ちょっとなので、ユーティリティプラスの幅100cmよりは、少しだけど抑えられそう。ほんと少しだけど…。

とまあ、機能×デザイン×価格のバランスが取れててほんと良い学習机だったけど、結果的に購入には至らず。その理由は、横揺れと無垢材の質感です。あとは価格的にユーティリティプラスと比べて大きく値段が変わらず、だったらユーティリティプラスでもいいんじゃない?と…。

こうなるともう決められないので、そさくさとお店を退散!(もう慣れたもんです)。最後のネタだったケユカのニノスもあえなく撃沈です。真打登場でこの学習机探しも大演壇かと思いきやそうもいかず。いやー、ほんと学習机選びって難しいですね…(遠い目)

ただ、今回は前向きな退散でした。その理由としては、これで木の学習机で都内近辺のメーカーのものは見尽くしたし触り尽くしたなと。つまり、これ以上他に登場する予定の学習机はないんだよと。木の学習机がいいなら、ここまでの候補のなかで決めるしかないよってことだなと。

さあどうする?どれにする?買うの?買わないの?(笑)

そして「PLUS」のショールームへ…

いよいよ終幕です。長い旅路を振り返れば、学習机を買うにあたってそこまでお洒落な机を求めているわけじゃなかったなと。どちらかというと実用性を重視したシンプルデザインこそが重要だったし、横揺れはもってのほかだった。

一番重要な価格は、もはや4万でも高いよと。長女は中学生からだし、次女はしばらくリビング学習がメインなんだから、そこまでコストをかけたくないしかけられない。無垢ゆえのザラッとした質感はむしろ勉強に向いてなさそうだ。

つまり、結果的に絞られ明確になった条件は…

  • 机の横幅は90cm以上!←できれば120cm
  • 奥行きは60cm以上!
  • 引き出し&ワゴン&ブックスタンド不要!
  • 椅子は別売りで買う! ←むしろ机より重要
  • 横揺れしないしっかりした剛性!
  • 長女と次女と同時購入なので価格抑える! ←4万/台は高い!

です。これこそが我が家の学習机選びの最終条件です。

ここまでいろいろと言ってきたけど、この条件をクリアする机があるのかないのか?木の机で果たしてこれらの条件を満たせるのか?答えは否です。であれば、もはや答えはコレしかない…。

そう。以前に撃沈した「PLUS」のオフィス家具です。

デザイン的にも機能的にもコスパ的にも条件に合致しまくりです。事ここに至ってはコレしかない!「とにかく一度実物を見て触ってそれで考えてみようよ?」と妻を説得。

結果、2人で赤坂にある「PLUS」のショールームを訪問し、ほぼ一目惚れの勢いで、オフィス家具ブランド「Garage」の「Y2デスク」の購入に至りました。長く苦しい学習机探しの旅もこれで終わりです。感謝。

まとめ

以上、学習机探しの流れを物語的にダラダラと書きなぐってみました。少しでも学習机選びの参考になればと言いつつ、何度読み返してもあまりに個人的な内容だし、短くまとめたつもりでもやっぱり長すぎるしで、はたして参考になるかどうか…。

それはそれとして、最終的に学習机として選んだGarageのパソコンデスクについては、下記の記事で詳しくまとめているので気が向けばぜひ。学習机にオフィス家具、おすすめです。

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この記事を書いた人

東京在住アラフィフ男子。買って、使って、気に入ったモノを紹介・レビュー。永く使える定番モノが大好き。物欲の向こう側へ。Amazon.co.jpアソシエイト参加中。

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