ウエアハウス(WAREHOUSE)の800。2014年の4月ごろ、恵比寿の直営店で買った。
じつは前の年から狙ってたモデル。試着しに原宿のOT&Eへ行ったら林さん本人がいて、リゾルトの710に浮気したんだよな。その710を1年穿いて、今度こそ初志貫徹で。
迷ったらウエアハウス。ヴィンテージの忠実な復刻を追い求めてるブランドで、生地も縫製も色落ちも、全部が信頼できる。これまでも何本も穿いてきた、俺の大好物。以前、どこかのセレクトショップのスタッフが「色々なブランドのジーンズを穿いたけど、やっぱりウエアハウスなんですよねー」と言ってたのを覚えてる。ほんとそれ。共感しかない。

800はヴィンテージにはない現代的なシルエットを、50年代の縫製で仕上げたハイブリッドな一本。細身のノンテーパードストレートで、膝下からストンと落ちる。隠しリベットや革パッチなど、ディテールはしっかりヴィンテージ仕様。生地は14.5オンスのメンフィスコットン。無個性といえば無個性だし、面白いくらい普通。でもこの「普通」がいい。
買ったのはワンウオッシュ。リジッドから糊を落として縮ませる手間が、ちょっと面倒になってた頃だった。
穿き方は、平日は仕事で毎日。洗濯は冬が2週に1回、春からは週1回で、乾燥機はほとんど使わなかった。「絶対洗わない派」の人もいるけど、俺は洗う派。デニムは汗に弱いから、放置すると生地が傷んで、結局リペアが必要になる。長く付き合いたいから、ちゃんと洗う。
冬を越すころには体重が増えて、サイズアウトしかけたこともあったけど、そこは穿き伸びてくれて、なんとかセーフ。1年1か月の時点ではまだ青みが残ってたから、次への切り替えを先送りにして、梅雨も穿き続けた。完成としたのは2015年の7月初め、1年3か月。その少し前に、次のフラットヘッドの3009も手に入れてた。
というわけで、色落ちを見ていこう。
程よいメリハリの濃淡。腰回りのヒゲのグラデーションが綺麗に出た。太ももにかけては、点と線の色落ち。

ポケットやベルトループのねじれとアタリ、ヒゲと縦落ち。派手すぎない自然な縦落ちが、ヴィンテージっぽくて好き。

ミミのアタリもしっかり。これがウエアハウスの醍醐味。

裾は、チェーンステッチのブリブリ。ほつれも少なく、リペアなし。たまらん。

バックポケットとヨークのアタリ。

革パッチは、周りに多少味が出たくらいで、そんなに変化はない。右のバックポケットは、財布のアタリでダメージあり。

フロントのボタンホールは健在。ドゥニームを穿いてた頃はすぐほつれてたけど、最近は頑丈になってて本当に助かる。

股下はさすがに限界がきて、穴が空いた。当時はウエアハウスの直営店で修理を受け付けてくれてたので、そのままお願いした。戻ってくるまで1〜2か月。穿き込んだデニムの宿命

ちなみにリペアで一つ注意点。股下の補修に「デニム生地」をあてちゃダメ。見た目はそれっぽくなるけど、穿き込んで柔らかくなった生地に、新品の固いデニムは全然馴染まない。ゴワゴワして、穿き心地が最悪になる。
お直し屋に出すときは「できるだけ薄い生地で」とお願いするのがおすすめ。

ウエアハウス800も、今はサイズアウトして穿けない…。でも捨てられない。妻からの「捨てろ攻撃」がすごいけど、この色落ちには俺の思い出が詰まってるのだ!と言っても、まったく理解されないけどw
体重が増えてデニムを穿けてないのが、悔しすぎる。痩せてまた穿く。絶対に。