ここ数年愛用してるTシャツが、フィルメランジェのポケT「サニー」。
夏以外はインにアウトにヘビロテなのでもうくたくた。でもいいやれ具合。Tシャツはいろいろ着てきたけど、サニーはもはや肌の一部といっていいくらいにお気に入りなのだ。
フィルメランジェは「FilMelange」というブランド名で、意味は「混色の(Melange)の糸(Fil)」という造語らしい。
- ベーシックであること
- 快適であること
- 自然の摂理に従うこと
を徹底して守りつつも、クールで着心地のよい衣服を追求しているブランドなのだ。
昔、フィルメランジェの出始めに、サニーのネイビーとグレーを買ったんだけどサイズが小さくて…。当時はサイズは3までしかなくて、175cmで77kgだった自分にはピチピチTシャツ状態。根張りながらも泣く泣く友人に譲ったのだったw
で、あらたにサイズ5が展開されたのを機にネイビーを買い直し、さらに杢グレーを買い足した。基本、杢グレーとネイビーを軸に、黒や白をプラスしながら、ヘタったら買い直しを繰り返している。最近はシンプルなサニーがお気に入りかな。
ポロシャツになる夏場以外はひたすら着てるので、かなり着倒してるけど着心地は文句なし。なんなら、ヘタってダメになる手前が一番着心地が良いので困りものだw
この3枚は、手前がポケットTシャツ「サニー」のネイビーと杢グレー。後ろがポケットなしのTシャツ「ジェームス」だ。
特徴を少々。まずは、コダワリの生地と縫製とたまらない着心地から。
最近のモデルは、ハリとコシの強い「GIZAコットン」を使用している。特に天然素材へのこだわりははんぱなく、オーガニックな素材を積極的に採用。
そんなオーガニック綿を吊り編み機で編みあげた丸胴仕様のTシャツの着心地と肌触りは、一度着るともうやみつきになってしまう。まさにフワトロな着心地。ほんと一度体験してみてほしいなあ。
次に、キレイめすぎない風合いだ。これがちょうどいい。
フィルメランジェの製品は胸や背中にロゴとかグラッフィックなどの装飾もほぼなく、グレー杢のように素材そのものや織りかたで個性を出してるモノが多い。大人が着るシンプルなTシャツとしてはちょうどいい。
かといって、綺麗めドレッシーなデザインや雰囲気ではなく、あくまでアメカジぽいカジュアルな風合いがあるのが好み。綺麗すぎずカジュアルすぎず。ちょうどいいポジションにあるんだよなあ。
ポケットTシャツのサニーは胸のポケットがちょっと斜めにずれているのも、古着風なデザインでたまらない。
そして、襟のリブの作りが最高に好みなのだ。
デザインも生地もとにかく最高なんだけど、フィルメランジェ一番のお気に入りポイントといっても過言じゃないのがこの首回りの作り。このゆる~い具合が最高なんだよなあ。窮屈じゃなく余裕のある作りで、襟のリブも細めでめちゃくちゃお気に入り。
俺は首周りがピッタリしている窮屈なTシャツが大の苦手で。なんだか首をしめられているようでどうにも耐えられない。なので、タートルネックなんてもってのほか。
着倒しても襟が伸びないようにカッチリ縫製してるTシャツもいいけれど、Tシャツの襟は伸びてなんぼだし、それでこそ着倒した味だろと思っているので、フィメランジェのサニーの襟は最高に俺好みなのだ。
このグレーのサニーなんてめちゃ襟が伸びてる。もう限界だけどここまでクタクタになると着心地が最強で捨てられないw
Tシャツにこだわる人なら、フィルメランジェのTシャツは一度着てみてほしい。もちろん、Tシャツにしてはちょっとお高い値段だけど、なによりこの着心地とデザインは他に変えたがたい体験になるはず。
俺もそろそろ追加しないとなあ。グレーメランジがヨレヨレなのでw