アークテリクス ベータSL / 街でもハーレーでも、春と秋はこれを羽織る

春や秋の肌寒い季節、毎年のように手が伸びるのが、アークテリクスのシェルジャケット、ベータSL。

2016年に買って、6年になる。冬のアウターにアトムAR フーディを愛用していた流れで、次はシェルだろうと、満を持して選んだ。

Arc’teryx ベータ SL

最初に惹かれたのはデザイン。アウトドアブランドは機能を前に出すあまり、見た目が派手で、街で着るにはちょっと、ということが多い。アークテリクスは別格だった。シンプルで、色が落ち着いていて、始祖鳥のロゴも主張しすぎない。この控えめな刺繍がいいんだよな。

アークテリクスならではの立体裁断で、腕を上げても回しても突っ張らない。175cmのがっしり体型でも問題なし。体のラインもきれいに出る。

サイズは、試着してかなり迷った。

Arc’teryx ベータ SL

Sのほうが見た目はシュッとして格好よかった。でも、腕を動かすと少し突っ張る。街で格好よく見せるならS、アウターとして長く着るならM。さんざん悩んで、Mにした。

振り返っても、Mで正解だったな。袖が少し長くてもベルクロで調整できるし、ハーレーに乗って腕を伸ばしてもストレスがない。寒い季節には、その少しの余裕が防寒にもなる。

ゴアテックスなので、防水はしっかりしてる。

小雨なら傘はいらない。降り始めたら、さっとフードをかぶる。雨合羽代わりになって重宝してる。ただ、蒸れはある。天気のいい日中や地下鉄の中では、汗ばむことも多い。ゴアテックスでも、過信は禁物。

軽くて、リュックに丸めて突っ込んでおけるのはありがたい。街で使うなら、これは大きな強み。

シェルは、風を防ぐだけのもの。冷たい風はしっかり止めてくれるけど、暖かくはならない。冬は中でしっかり防寒する必要がある。冬の主役はアトムAR。それだけで出かける日もあるけど、風の強い日はベータSLを重ねる。これで完全に無敵。

ハーレーのツーリングでも活躍してる。

前は厚手のネルシャツでしのいでいた。風を通さない軽いシェルの快適さは別次元。肩の疲れも違うし、少しの雨も気にならない。フードが風でバタつくかと心配したけど、まったく問題なかった。

街で着るなら、やりすぎないくらいがちょうどいい。

細めのデニムか濃い色のスラックスに、足元はレザーのローカットスニーカー。中は季節に合わせてスウェットやシャツ、冬は薄手のフリースやインナーダウン。シンプルな服に溶け込ませるほど、このジャケットの良さが引き立つ。派手さはない。だから長く着られるし、歳を重ねても違和感がない。

難点を挙げるなら、値段かな。パタゴニアやノースフェイスより高い。でも、それに見合う機能とデザインがある。何より、飽きない。ここは投資する価値ありのはず。きっとそうw

雨の日も、ツーリングも、買い物ついでの外出も。どんな場面でもサッと羽織れる一着があると、意外なほど気持ちがラクになる。ベータSLは、そういう頼れるギアだと思ってる。

※2023年1月、撥水が落ちてきたのでグランジャーズで洗ってみた → 記事はこちら
※2023年12月、撥水は戻った。でも、テープが剥がれた → 記事はこちら
※2024年1月、修理に出したら寿命だと言われた → 記事はこちら


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この記事を書いた人

東京在住の50代。デニム、革小物、時計を中心に、長く使い込んだモノだけを書いています。

流行ではなく定番を選ぶ。新しいモノより、時間をかけて育つモノが好き。モノを選ぶ基準は「10年使えるかどうか」。

ここで紹介するのは、実際に長く使い込んでこそ分かる、経年変化の面白さや、変わらない良さを見せてくれるモノです。