とにかくシャンブレーシャツが大好物なもんで。
ここ数年は春秋となるとTシャツにシャンブレーシャツが定番スタイルで、もはやシャンブレー無しでは生きてけない体になっている。年老いても着続けるんだろうなってくらいお気に入り。
春と秋、なんなら冬もアウターの下はシャンブレーかスエットのどちらかしか着てないなあ。それくらいお気に入りのシャンブレーシャツだけど、今は3着のシャツをひたすら着回し中。そのうちの1着で最古参なのが、FULLCOUNT(フルカウント)のベーシック・シャンブレーシャツだ。
ぱっと見は普通のシャンブレー。でも実は40年代のU.S.N.シャンブレーをベースにWステッチ、針間のピッチ、下糸の色あわせ、コダワリの生地などなど、フルカウントのコダワリがこれでもか!と詰まっている。
これ、多分だけど映画「砲艦サンパブロ」でスティーブ・マックイーンが着てたシャツじゃないかな?違うかな?そうだとしたらマックイーン好きとしてはなおさら最高なんだが。
このシャンブレーでとくにお気に入りなのが、ワークシャツとは思えない独特の色味と生地だ。
シャンブレーもいろいろ試したけどこのブルー、この水色は他にないんだよな。濃すぎず薄すぎず。粗野すぎず上品すぎず。サラッとした肌触りの生地感と相まって、まさに孤高の存在感。
もちろんデニムブランドのフルカウントだけに、色落ちはもちろん着込めば着込むほど柔らかく馴染んでくる。
このシャンブレーも3シーズンほど着倒してるのでだいぶ柔らかくなってる。Tシャツの上に羽織るとほんと最高に気持ちいい。まさにフワトロなエイジング。た、たまらん…。
袖周りもも雰囲気十分。この佇まい、もはやため息ものだ…。
シャンブレーシャツのボタンは青色が大好物。もちろん白いボタンも好きだけど、気づけば青いボタンを探してる自分がいるんだよな。青い生地と同系色の青いボタンはミリタリー由来なんだとか。意外と青いボタンのシャンブレーって少ない気がしてる。
フルカウントのシャンブレーのシルエットはどちらかというとコンパクト寄り。特に肩幅と脇はフィット感高めかな。なので、がっちり体型で肩幅ある人や腕が太い人は要注意だし、ジャストサイズで着たいなら試着は必須だ。
とか言いながら、俺(175cmがっちり体型)もサイズ40(L)で着てたけど、昨今の増量キャンペーンでかなり厳しい状況で最近は着る機会が減少中…。胸はもちろん、腹回りのボタンがもう、閉まら、な、い…。
痩せれば着られるんだけどそう簡単に体重が落ちないのが40代なのだ。増量のせいで大好きなジーンズもここ数年買えない状態が続いており。痩せたら買うと宣言してもう幾年。これがアラフィフの呪いか…。
かといって、フルカウントのシャンブレーシャツを着ないなんてことは考えられないわけで。事ここに至っては、もう一つ上のサイズを買い足すしかないのかもしれない。決断の時は近い。ニヤリ。