長く愛用してるサンダルが「アイランドスリッパ」のレザーサンダル。
なかなかのエイジングっぷりだと自画自賛している。これまた雑誌「Begin」で見かけてどうしても欲しくて欲しくて…。たまたま入った近所のショップで見かけて速攻で購入した俺の定番モノだ。
アイランドスリッパ(ISLAND SLIPPER)は、1946年創業でハワイのオアフ島で生産されている。元々はハワイへ移住した日本人が立ち上げたサンダル会社なので、なにやら日本とのつながりも感じられるのがお気に入り。
そんなアイランドスリッパは熟練の職人達が一足一足手作業で製作。すべての工程をハワイで行なっており創業当時から「メイド イン ハワイ」を頑なに守っているという素晴らしさたるや。
アイランドスリッパの特徴は…
- オールレザー製のしっとりした履き心地
- クッション性と耐久性を兼ね備えたソール
- 履いてるだけでお洒落に見える圧倒的なデザイン性
といったところ。
まず、オールレザー製の柔らかさとしっとりした履き心地だ。一般的なビーチサンダルはゴム製だけど、アイランドスリッパの定番モデルはオールレザー製で、「ほんとにそこまで履き心地いいの?」と思われるかもだけど、こればっかりは言葉を重ねるより一度履いてもらいたい!
履けば一目惚れならぬ一履き惚れ確実。インソールのクッションも贅沢な仕様でその弾力性ゆえにまるで足が包まれているような履き心地なのだ。履けば履くほど自分の足に馴染んでいくのがこれまた魅力なんだよなあ。
次に、クッション性と耐久性を兼ね備えたソールだ。なにより足を入れた瞬間の気持ちよさがやはり至福。しっとり上質レザーが足裏に吸い付いて、履けば履くほど自分の足に馴染んでいくのが実感できる。なんなら歩かなくてもいいと思えるくらい気持ちいいw
ソールも滑り止め加工がついた頑丈な作りなので日常使いに最適。普通のビーサンだと雨の日とか滑りがちだけどしっかりグリップしてくれる。あと、けっこう履いたけどソールはほとんどすり減ってない。頑丈だなあ。
そして、履いてるだけでお洒落に見える圧倒的なデザイン性だ。カラーがいろいろあるなかで、選んだのは定番カラーの「ウィスキー」だけど、この色気のある雰囲気というかエロさたるや…。赤みがある茶色が履きこむほどに濃い色に味が出てエイジングしていくのだ。
そしてオールレザーなおしゃれデザインとウィスキー色のおかげで、ラフな格好から綺麗めカジュアルまで違和感なく合わせられるのは狙いどおりだった。デニムとか超絶相性がいいし、気軽に履けるがゆえにほんと重宝するんだよなあ。
そんなベタ惚れサンダルだけど、じつは長時間は歩きづらいとう問題がある…。どうしてかというと、上質レザーが裏目に出てるのか、俺の足裏だとツルツル滑ってしまって、歩く際に余計な力がかかり疲れてしまうのだ。
もう少し足裏との間に摩擦あれば(湿気があれば?)引っ掛ける感じで軽快に歩けるのになー。だから俺の足裏的には、オールレザーよりはスエードのほうが合ってるのではと思っています。買い足すならスエードのモデルかもしれない。
サイズはUS9(27cm)をセントなく。普段の靴のサイズが27cmだからジャスト。初めはビーサン感覚で小さめで履くつもりだったけど、店頭で試着してみると普通のビーサンよりしっかりした作りなのもあって「ジャストで!」と判断した。
実際に履き続けてみての感想としては、色も後悔ないしサイズも問題なし。エイジングも期待以上の育ちっぷり。シーズン終わりにちゃんとオイルを塗ってから保管しているのも良かったかな。満足している。
もちろん、夏のサンダルとしては気軽に履けるげんべいのビーサンも最高なのは間違いない。
ただ、キレイめな服装にもコーデしやすいサンダルとして、一足持っておくと重宝するのもまた間違いない。ビーサンと違って、春秋でも引っかけられる懐の深さも強みだしな。トータルでは機能的かつ洗練されたオシャレサンダルなので。
まあ、サンダルにしてはちょっと値がはるかもだけど、値段以上の満足感とパフォーマンスを間違いなく発揮してくれるので、ここは投資しても損はなし。ほんと、履けばわかるので。ぜひぜひ。